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教員インタビュー

第1回の教員インタビューに参加してくれた3人(当時は同志社高校3年生)が、
同志社大学経済学部に入学してからの一年間を振り返ります。
教員インタビュー

【第5回】インタビュー実施日/2015年5月29日

竹廣先生と学生

■ 大学生になってわかったこと

竹廣:
みなさん、前回の記事と比べるとすっかり大人びた印象ですね(笑)。経済学部に入学した感想をお聞かせください。

大西:
一年間の授業を振り返ると想像していた以上に数学が重要だったことを実感しています。特に秋学期の経済数学は、数学が苦手な人には厳しいですね。
インタビュー1
古川:
たしかに、数学は思っていたより大切ですね。私は、化学は苦手だけど数学は好き。文系学部でありながら数学が学べるのが楽しいです。

竹廣:
経済学部には、数学をすごくやりたい人とできればやりたくない人がいますね(笑)。でも、数学を用いると社会や経済がより見えやすくなるんですよ。山口さんはいかがですか?

山口:
私も、数学が好きなのでとてもうれしいです。また、経済学が扱う分野は多岐にわたっているのだなと実感。身近な生活に関わる学問だから楽しいし、絶対に自分が興味を持てる分野があると思えました。

竹廣:
そうですね。私たちはこれまで、あまり意識して考えることのなかった社会や経済の出来事を経済学というフィルタを通して眺めます。大学の授業について、高校までとは違っていたことはありましたか?

大西:
高校までは先生の板書をノートに書き写して覚えれば大丈夫でしたが、大学ではパワーポイントの授業が多く、また板書のない先生もいます。自分なりに工夫をしてノートを作らないといけないので最初は大変でした。

山口:
大学の授業では考え方を理解する必要があります。受け身ではなく、授業を聴いて疑問に思ったことは自分で調べたり、考えたりする姿勢が大事だなと思いました。

竹廣:
わからないことがあるときは、ぜひ教員に質問してください。教員側からすると、大きなクラスこそ学生の理解を知りたいので質問してもらえるとありがたいです。授業後でもよいので遠慮せずに来てほしいですね。

古川:
私もノートの取り方は試行錯誤しました。それに、高校に比べると、授業時間が90分と長く、試験は期末の1回だけ。試験範囲も広いので、試験前は2〜3週間かけて計画的にコツコツ準備をするようしています。

竹廣:
履修している科目の分だけ試験もありますし、レポート提出もあれば筆記試験もありますからね。たしかに、計画性をもって取り組むことは大切かもしれません。

■1年次生のときに面白かった授業や興味のある分野は?

竹廣:
興味のある分野や、これまで受けた中で面白かったのはどんな授業ですか?

大西:
「国際経済」の分野に興味があります。テレビの国際ニュースや日本経済新聞の記事にも関心を持つようになりました。一年次生の時に履修した「経済学の歴史」は歴史のなかで経済学の考え方がどう変化したのかがわかって興味深かったです。
インタビュー2
竹廣:
「国際」のような空間的な理解もあれば、「歴史」のような時間的な理解もあり、経済学は間口が広くて奥の深い学問だと思いますね。

古川:
「ミクロ経済学」や「経済数学」は、経済学らしい学びをしている実感がありました。経済学を学ぶ基礎が身についたと思います。

竹廣:
「消費者の行動」という視点で捉えると、自分の買い物のような日常生活でさえミクロ経済学による解釈ができます。市場の原理について学ぶことはもちろんですが、個人の行動から国家の政策まで、いろんな働きが関係していることがわかり、その仕組みや関係が見えると面白くなってきますよ。

山口:
私も「ミクロ経済学」が面白かったです。企業が需要と供給のバランスをどう考えているのかなど、いろんなことを数式で表現できるので驚きました。

竹廣:
関数は文字通り「数的な関わり合い」のこと。経済の動きを数式で関連づけ、それに納得できると面白いですね。

■ これからの学生生活の過ごし方

竹廣:
1年次生で学んだ導入科目と基礎科目では、まだ全体像がぼんやりとしか見えて来なかったかもしれませんが、2年次生は自分の興味を切り口にしてステップアップする時期。秋学期からは自分が興味を持つテーマについて学びを深める「ゼミ」が始まります。みなさんは、2年次生はどんなふうに過ごしたいと考えていますか?
教員インタビュー
大西:
英語力を身につけたいので、サマープログラムに参加しようと思っています。また、正課の学びと並行してTOEIC®/TOEFL®のスコアを伸ばし、就活にも役立てたいです

竹廣:
TOEIC®/TOEFL®などの検定試験については、大学や学部からの検定試験料補助やe-learningなどが用意されています。また、サマープログラムをはじめ、大学には多様な留学プログラムがあるのでぜひ活用してください。3年次生になったら、経済学部主催の海外インターンシップにも挑戦してみるのもいいと思います。

山口:
先日、大学の検定試験料補助を活用してTOEIC®を受験したのですが、高校時代よりあまりスコアが伸びていなかったので、継続的に受けながら勉強しようと思いました。また、私は体育会系の部活のマネージャーとして、遠征に行ったり、広報活動をしたり、寄付金を集めたり、いろんな経験をしています。大学は最後の学生生活ですから、勉強も部活も幅広く活動して充実させたいです。

古川:
2年次生からのゼミで、少人数クラスで学ぶことが楽しみです。経済学の勉強もがんばりたいし、TOEIC®のスコアも上げたい。競技ダンスのサークルに入っているのでダンスもがんばりたいです。やりたいことがたくさん出てきたので、上手に時間を使って取り組みたいと思っています。

竹廣:
授業であれ、課外活動であれ、そこでの真剣な学びや体験はこれからの人生に必ず活きてきます。

たとえば、経済学部ではディベート大会を開催しています。私はディベートを通じて3つのコミュニケーション力がつくと考えています。一つ目はチーム戦を勝ち抜くための、メンバー間での意思疎通や合意形成のための力。二つ目は、相反する意見を持つ人に対してたとえ受け容れられなくても自分の意見を主張する力。そして三つ目は、利害関係のない第三者であるジャッジを論理的に説得する力です。

わかりあっている人同士で伝え合うことは難しくありません。社会に求められるのは、失敗したり迷惑をかけたときにも伝え合い関係を築くことのできるコミュニケーション力。さまざまな経験を通して、そんな力を身につけていってほしいと思います。
インタビュー4
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