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学生ケーザイレポート(2016年度)

17/03/31

幸福度分析とマーケティングへの応用

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 ISFJ2016日本学生政策会議での論文発表

 私たち、八木研究会は12月10日、11日に明治大学で開催された、ISFJ日本学生政策会議に参加しました。5月には勉強会、そして、8月、9月には中間報告会などがあり、論文発表当日までとても充実した学びができました。論文作成にあたり、難しい内容の論文を読む必要や、データ処理、分析手法など学ぶ必要があり、4月にスタートした時とは比べ物にならないほど成長を実感しています。
 私たちの取り扱ったテーマは「債務問題」です。これは、未だ10万人以上もの多重債務者が存在するということを問題視したものです。また私たちは、債務問題は自己破産で法的には解決可能できたとしても、その個人の考え方や行動に変化がなければ問題の根本的な解決にはならないと考えました。そこで、行動経済学の視点からこの債務問題を考えることにしました。分析の結果からは、貯蓄性向には指数型の割引関数より、双曲型の割引関数が影響を与えていることや、性格を分類するBIGFIVEも有意に影響を与えており、性格を考慮したカウンセリングや、貸出基準を設けることが有効である、と提言しました。
 発表会では、他大学のレベルの高い発表を聞くことや、意見交換会、コメンテーターの方からのアドバイスなど、普段の学生生活では受けることのない知的刺激を受けることができました。私たちも自身の考える問題に全力で取り組みましたが、結果的には賞には届きませんでした。しかし、今回の論文大会に参加したことで、自分たちなりに社会問題を考え、それを周囲に発信していくことの大切さを感じました。
 経済学では、数式を用いた分析をよく行い、大学の授業でもその学習を行います。しかし、実際にデータを集め、処理し、分析を行うことはほとんどありません。ですので、今回の経験や活動をここで終わらせるのではなく、今後の学生生活や卒業研究、そして、社会に出てからも継続し続けることが重要であると考えました。

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