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学生ケーザイレポート(2017年度)

18/03/31

シンガポールにおける日系企業の進出動向と国際分業の現状に関する調査)

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 本プロジェクトは、「シンガポールにおける日系企業の進出動向と国際分業の現状に関する調査」をテーマに約1年間活動しました。シンガポールを選択した理由は2つあります。1つ目に、東アジアにおける国際分業の統括拠点であること。2つ目に、経済活動において成長産業であるサービス産業の動向が世界的な注目を集めており、日本の成長を考える際にも有益であることです。事前準備として、グループワークを通じて「資本主義経済とグローバリゼーション」をテーマに、「国際分業体制」、「日本経済の長期停滞」についての研究、訪問先の調整を行いました。訪問先は伊藤忠商事、花王、オムロン、日本通運の4社です。
 まず、伊藤忠商事を通して、東アジアの国際分業における集約拠点であり、法人税が安いという特徴があることがわかりました。また現地に根ざした働き方として、素早い意思決定、残業なしといった労働環境を整えられていました。
 次に、花王を通して、トイレタリー市場における日本ブランドの強さを再認識しました。また、日本と同じく高齢化傾向にあるためシルバービジネスに力を入れているなど、ニーズに合わせた事業展開を行っていました。
 更に、オムロンを通して、 政府の追い風のあるIT事業に力を入れており、特に自動化のニーズが高いことがわかりました。これは新しい、アジア・グローバルのモデルや将来のビジネスモデルを考えるのに適していると感じました。
 最後に、日本通運を通して、富裕層の増加やASEANを中心とした自由貿易の拡大に伴い、物流が活発化・複雑化していることがわかりました。そのため、高度なIT技術の導入や、事業内容の拡大を解決策として講じていました。
 シンガポールへの進出動向の総括として、①アジアのハブとして事業をアジア全体に拡大させ、発展し続けていること、②優れた人材制度や意思決定プロセスにおけるスピード感、成長意欲に長けていることを感じました。

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