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専任教員紹介

三野 和雄 Kazuo Mino

研究テーママクロ経済学
研究室良心館585号室
演習(ゼミ)紹介
詳細
三野 和雄
 マクロ経済学は、国民所得(GDP)、物価、利子率、経済成長率、失業率などのマクロ経済変数の決まり方とそれらの変動の仕組みを分析する経済学の一分野です。特に、経済成長と景気循環という経済全体の動向を決める2つの重要な現象に注目し、そのメカニズムを解明するとともに、経済政策がそれらの現象にどのような効果を及ぼすのかを論じることがマクロ経済学の中心的な課題です。
 このように経済全体の問題を扱うため、マクロ経済学は、金融論、財政学、労働経済学、国際経済学などの専門分野とも関連が深く、そのカバーする領域は広範です。私自身は、これまで主として経済成長論を主とする動学的なマクロ経済理論を中心に研究をしてきました。また動学的なマクロ理論を、財政・金融政策や国際経済の諸問題に応用することにも強い関心をもっています。
 最近の日本経済の状況や日本を取り巻く世界経済の動きを見ると、マクロ経済学の研究者にとって興味深い研究テーマを数多く見つけることができます。20年以上続く長期停滞から日本経済が抜け出すことは可能だろうか?量的緩和やマイナス金利などの非伝統的な金融政策は本当に有効なのか?グローバリゼーションの進展が日本経済に与える影響は何だろう?膨大な政務債務、少子高齢化の加速、所得格差の拡大など日本経済が抱える問題に有効な政策はあるだろうか? ―― 少し考えただけでも、いくらでも問題を思いつきます。マクロ経済学はここ数十年間の間に長足の進歩をとげましたが、残念ならがこれらの難問を完全に解明し、皆が納得できるような政策提言ができるほどには発展していません。そのため、経済学者の誰もがまだよく分からない問題や、政策面での合意が得られていない問題が多数残っています。私自身が取り組んでいるのはこれらの重要な研究テーマのごく一部に過ぎませんが、問題の解明にいくらかでも貢献できるように、努力を続けています。

学生へのメッセージ

同志社大学経済学部は、広い領域をカバーする充実したスタッフ、優れた施設、唯一無二の立地など、大変恵まれた環境にあります。この恵まれた環境を生かして、ひとりでも多くの学生の皆さんが、社会で本当に通用する経済学の知識や考え方を身につけて欲しいと思います。
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