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専任教員紹介

落合 仁司 Hitoshi Ochiai

研究テーマ社会の数理
研究室良心館485号室
演習(ゼミ)紹介経済と社会の関係を考え抜く
詳細研究者データベース(オリジナルサイト)
落合 仁司
 僕は数学と言う言葉を使って僕たちの生きる社会を再現したい。たとえば人間にとって最も大切なことである愛は、自分以外の他者がいて初めて可能になる。すなわち愛は二人以上の人間が関わる社会的行為、相互行為に他ならない。この相互行為を微分形式という数学の言葉で再現する。これが僕の仕事の出発点である。
 このとき相互行為のネットワークと見なしうる社会は、微分形式がその上で積分される多様体として再現される。微分形式として再現された相互行為の多様体として再現された社会における積分は一定であることが、ストークスの定理と呼ばれる微分幾何学の基礎を成す定理の主張である。ストークスの定理により局所的な相互行為と大域的な社会は積分を介して一対一に対応することが帰結する。
 こんなことをして何になるのか。社会の数学による再現は個人と社会の関係を最も原理的な水準で考えることである。個人の行為と社会の秩序、個人の自由と社会の正義、小さな政府と大きな政府といった社会、政治、経済の根本問題を、最も原理的な水準において考えることができるからこそ社会を数学によって再現するのである。

学生へのメッセージ

 数学は詩です。時には難解なものもありますが、美しいもの、心地よいものと心得て、まずは鑑賞してみましょう。

演習(ゼミ)

演習テーマ:ポピュリズム

昨年以来、英国のEU離脱、米国のトランプ大統領、今年に入ってフランスの大統領選におけるルペン候補の躍進等、ポピュリズムと呼ばれる現象が世間を騒がせている。本演習ではこのポピュリズムを原理的な次元に遡って考察する。
2年次演習
水島治郎 『ポピュリズムとは何か』 中公新書を輪読し、ポピュリズムを巡る基本的な知識を身に着ける。
[履修条件]
 
3年次演習1・2
ミシェル・ヴィノック 『フランスの肖像』 吉田書店を輪読し、フランスを例に
ポピュリズムを巡る考察を深める。
[履修条件]
 
卒業研究
演習のテーマに関連して、各人自由にテーマを選択し、卒業論文を書き上げる。
[履修条件]
 

関連する科目

既修・併修を強く勧める科目
  • 数理経済


既修・併修が望ましい科目
  • 中級経済数学

 

関連する演習

 

学生による「私のゼミ紹介」

 
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