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専任教員紹介

落合 仁司 Hitoshi Ochiai

研究テーマ社会の数理
研究室良心館485号室
演習(ゼミ)紹介経済と社会の関係を考え抜く
詳細研究者データベース(オリジナルサイト)
落合 仁司
 僕は数学と言う言葉を使って僕たちの生きる社会を再現したい。たとえば人間にとって最も大切なことである愛は、自分以外の他者がいて初めて可能になる。すなわち愛は二人以上の人間が関わる社会的行為、相互行為に他ならない。この相互行為を微分形式という数学の言葉で再現する。これが僕の仕事の出発点である。
 このとき相互行為のネットワークと見なしうる社会は、微分形式がその上で積分される多様体として再現される。微分形式として再現された相互行為の多様体として再現された社会における積分は一定であることが、ストークスの定理と呼ばれる微分幾何学の基礎を成す定理の主張である。ストークスの定理により局所的な相互行為と大域的な社会は積分を介して一対一に対応することが帰結する。
 こんなことをして何になるのか。社会の数学による再現は個人と社会の関係を最も原理的な水準で考えることである。個人の行為と社会の秩序、個人の自由と社会の正義、小さな政府と大きな政府といった社会、政治、経済の根本問題を、最も原理的な水準において考えることができるからこそ社会を数学によって再現するのである。

学生へのメッセージ

 数学は詩です。時には難解なものもありますが、美しいもの、心地よいものと心得て、まずは鑑賞してみましょう。

演習(ゼミ)

演習テーマ:国際社会のルール

今日、国際社会の中でどう振る舞うかという問いほど喫緊な問いは他にない。国際社会のなかで如何に振る舞うか、あるいは如何に振る舞うべきかを考えるに際して、国際社会のルール、国際法の理解が不可欠であることは論を待たない。
本演習では、国際社会のルール、国際法の根本的な理解を目指し、この領域において最も基本的であると考えられる次の2著を輪読する。

ハンス・ケルゼン、2016、『国際法原理論』信山社
カール・シュミット、2007、『大地のノモス』慈学社

ケルゼンは前世紀を代表する法学者で、ヨーロッパに普及している憲法裁判所は彼の発案である。シュミットはケルゼンに抗い「主権者とは例外状況について決定を下す者である」としてワイマール憲法下におけるナチの権力を正当化した法学者である。
戦後二人は揃って国際法に転じ、おそらく生涯最高の作品としてこの2著を遺した。
2年次演習
[履修条件]
GPA2.0以上
中級経済数学の並行履修が望ましい 
3年次演習1・2
[履修条件]
GPA2.0以上
数理経済の並行履修が望ましい
卒業研究
演習での輪読を基礎に、各自自由にテーマを選択して、卒業論文を完成させる。
[履修条件]
GPA2.0以上
演習の単位を取得していること

関連する科目

既修・併修を強く勧める科目
 

既修・併修が望ましい科目
  • 中級経済数学
  • 数理経済

 

関連する演習

 

学生による「私のゼミ紹介」

 
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