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専任教員紹介

田中 靖人 Yasuhito Tanaka

研究テーマ寡占理論や貿易政策理論
研究室良心館468号室
演習(ゼミ)紹介学生主体のゼミを目指して---テーマを決めて研究し発表する
HPホームページ
詳細研究者データベース(オリジナルサイト)
田中 靖人
研究テーマは変遷しているので、これまでの流れを述べ今の研究にも簡単に触れる。過去に扱ったテーマは以下のとおり。
0)
寿命が不確実な経済における最適な利子率。大学院修士論文のテーマ。習作と言うべきもので番号を0としたが、その論文のおかげで博士後期課程進学が可能になった。
1)
寡占理論、とくに推測的変動(conjectural variation)を含む均衡について。博士課程の院生時代から2~3年。期間は短かったがこのテーマで書いた論文のおかげで大学教員の職につくことができた。
2)
不完全競争(寡占、独占的競争)のもとでの貿易政策(関税、輸出補助金など)の理論的分析。このテーマの研究が最も長く10年ほど続けた。国際経済学から入ったのではなく寡占理論の応用として始めたのだが、この分野の論文を書いたおかげで今も国際経済という科目を担当できている。
3)
進化ゲーム(進化論的ゲーム理論)とその寡占理論への応用。このテーマの研究は4~5年続けただけだが私の研究テーマとしては最も成果が上がったものであり、そのおかげで同志社大学に奉職することができた。
4)
社会的選択理論。ギバード・サタースウェイトの定理とある種の単調性の関係について、代数トポロジー(ホモロジー論)を用いた社会的選択理論、など。特殊なテーマでマニアックな数学を用いる。
5)
社会的選択理論、一般均衡理論における非決定性の問題や不動点定理、ナッシュ均衡、競争均衡の存在の構成的数学による証明などについて。やはり特殊なテーマでありポピュラーではない数学を使う。4)、5)で10年近く研究を続けた。
現在は再び寡占理論に回帰し企業が相対的な利潤を最大化する場合の研究などを進めている。モットーは楽しく研究すること。理論ばかり研究して一生食べて行ければ幸せである。実証研究は面倒なのでするつもりはない。

学生へのメッセージ

これから4年間の大学生活では自由な雰囲気を存分に味わい、終生それを忘れないようにしてください。誰かが決めた手順に従って学ぶのではなく、授業を積極的に活用しながらも自らの興味に基づいて受講科目を選び、研究テーマを決め、自分の意思で自分のために勉強してください。

演習(ゼミ)

演習テーマ:学生主体のゼミを目指して-テーマを決めて研究し発表する

このゼミでは学生が自ら選んだテーマにもとづいて研究し、3回生のときに関西を中心に活動を行う学生団体である WEST論文研究発表会 (阪大、神戸大、関学、滋賀大などのゼミが参加、最近は九州、関東など関西以外からの参加も増えてきている)や希望によっては学生団体 ISFJ日本政策学生会議 (全国各地の大学が参加)の研究発表会で発表する予定で活動を進めて行きます。また、WESTの運営にも中心的に携わっていきます。

経済の実態や政策に関するものならば研究テーマは自由です。理論でもよいのですが、政策的な課題を理論的に研究するようなテーマが望ましいでしょう。実証的な分析も必要です。
過去に取り上げたテーマには「排出権取引」「移転価格税制」「人材派遣市場」「カジノ建設による産業活性化」「日本人英語能力の向上-留学生増加政策」などがあります。

多くの企業は学生に専門知識とともに(あるいは、よりも)「問題発見・解決能力」を求めています。専門知識は講義から得られますが、問題発見・解決能力を身につけるには自分でテーマを決め一定の成果を得るような活動が有効でしょう。発表会の運営に参画してさまざまな準備、交渉に汗を流すことも貴重な経験になります。 私のホームページ も覗いてみてください。また、 実証分析をするためにできるだけ統計、計量経済学を履修してください。

他にフリーペーパーの発行や商品開発(実際に学内のお店に並べられた商品もある)など、学生の発案による活動も行っています。
2年次演習
 3回生での論文研究発表の準備として、学生自身がテーマを選んで調べ、パワーポイントによるプレゼンテーションなどを行います。
 それ以外に、学生が自分達自身で演習で何をするのか考えて活動してもらいます。
有志によるフリーペーパーの発行、商品開発、WEST運営の手伝いも行っています。
 実証分析をするためにぜひ計量経済学を履修してください。
[履修条件]
主体的に物事に取り組みたい人
3年次演習
 主に学生が決定したテーマの研究を行い、研究発表会(11~12月)に向けて論文を執筆する。WEST論文研究発表会への運営委員の派遣。その他学生達との話し合いにより決定。
 就職活動に役立つグループディスカッションも行います。2回生の募集、秋のゼミでの指導もしていただきます。
[履修条件]
主体的に物事に取り組みたい人
卒業研究
以下のようなテーマが例として考えられますが、これらには限定しません。経済に関わる題材であれば経済学を少々逸脱しても結構(例えば政治学、社会学、数学、法学、哲学、経営学などの方向に)。個人研究でもグループ研究でもかまいません。

  • 財政再建は本当に必要か?
  • 「格差」は本当に広がっているのか?
  • 高齢化の進展と介護保険のあり方
  • WTOにおける貿易自由化交渉の現状と見通し
  • 日本農業の現実と将来
  • 外国人労働者受け入れの現状と将来へ向けた課題
  • 正社員か派遣か:企業の戦略と働く者の立場
  • 労働組合の役割は終わったのか
  • 公的年金の一元化について
  • 医療費削減の必要性とその方法

卒業論文を書く他に、3回生、2回生の指導、2回生の募集などにも参画していただきます。
[履修条件]
主体的に物事に取り組みたい人

関連する科目

既修・併修を強く勧める科目
  • 統計

  • 計量経済学

既修・併修が望ましい科目
  • 国際経済1、2

 

関連する演習

学生による「私のゼミ紹介」

 私たち田中ゼミの最大の特徴は、「学生主体」となってゼミを運営しているところです。ゼミに関することは学生が話し合って決めています。そのため田中ゼミには「学生生活でこんなことをしたい」と考えて行動している人が集まっています。
 授業は学生同士の話し合いでカリキュラムを決めていますが、おもにディベートやプレゼン、5人1組での論文執筆活動などを行っています。授業以外にも課外活動として、商品開発、企業訪問、フリーペーパー作成などゼミ生が自分でやりたいことを選んでやっています。
  田中ゼミはゼミ生同士とても仲良く、素晴らしい仲間のおかげで毎日が充実しています!
大学生活でやりたいことがある人、充実したものにしたい人は、一緒に田中ゼミで残りの学生生活を送っていきましょう!!
(同志社大学 経済学部 田中靖人ゼミ 3回生代表 鈴木 富敬)

 私たち田中ゼミは、他のゼミよりも学生自らが考え行動しています。そのため、年間の授業カリキュラムも自分たちで話し合って目標を決め、学生が主体となって授業を展開していきます。自分たちがしたいことをできますが、その分責任感を持って行動しなければなりません。
 具体的な活動内容は、2年次は主にプレゼンやディベートを行い、3年次に毎年執筆している論文大会に備えます。授業以外にも課外活動が充実しており、論文大会の運営、企業とコラボする商品開発、企業訪問、フリーペーパー作成など、学生だけでなく社会人の方々と接する機会が多く将来のために活きた経験が出来ます。
 グループで作業することが多いので皆仲が良く、私たちの学年は月1でイベントを企画しています。また、縦コン、新歓合宿、追いコンなど先輩方との繋がりが強いのも特徴です。
 ゼミ中心の生活となり忙しくなりますが、ゼミの仲間と共に毎日が充実し、間違いなく「ゼミ充」できます!大学生活であまり頑張ってきたことがない人、これから頑張りたい人、ぜひ田中ゼミで頑張っていきましょう!
(同志社大学 経済学部 田中靖人ゼミ 3回生代表 山下浩輝)
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