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学生ケーザイレポート(2021年度)

22/03/31

2021年度 経済学部オリジナルグッズの開発プロジェクト

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 新型コロナウイルスの蔓延により、人々の価値観が世代を問わず変わってきている。少子高齢化や人口減少といった日本のトレンドに加えアフターコロナという言葉も生まれ、未来を予測することが、今まで以上に求められるご時世において「私たちにできることはなにか。」と考え始まったのが、このプロジェクトである。今年度のテーマとして、【里山の生態系・地域性を最大限活かした製品作り】を掲げ、プロジェクトにゼミ生一同で挑んだ。
 里山きゃんぱすで自生している橘から精油やフローラルウォーターを抽出し、それらを使用して自然豊かな香りをもつ消毒液や石鹸などの開発を目指した。製作プロセスとしては、①原料の採取→②乾燥→③蒸留→④オイル抽出→⑤エタノールと調合→⑥容器詰め→⑦ラベル作成→⑧ラベル貼付→完成といった具合であり、随時試作品を配ることで、地域の方からのフィードバックを得ながら、完成度の向上に努めた。今学期では、橘の実3kgの皮1002gを使用し、蒸留作業を行った。手作業によって剥き終わった皮は、ミキサーで細かくすることで皮にある油胞を壊し、より多くの精油を得ることができた。2時間半の作業の結果、精油9cc、フローラルウォーター150mlの蒸留に成功した。橘は日本古来固有の柑橘類であり、里山きゃんぱすにおいても長年存在する品種ということで、うまくプロジェクトメンバーで活用していきたいと考えている。今後の展望としては、①蒸留で得た精油を加工し実際に商品として販売すること、また②里山きゃんぱすの可能性を模索し自然価値を付加価値として商品に落とし込んでいくことの2点を中心に進めていく。