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学生ケーザイレポート(2018年度)

19/03/31

海外におけるICT関連最新動向の調査

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近年,AIやIoTが大きな注目を浴び,私たちの生活にも溶け込む身近な技術となってきました。宮崎ゼミでは,そのような最新の技術やトレンドを意識しながら,情報システムの企画・開発・研究を行っています。今回はICTの最新動向の現状把握を目的とし,当分野の先端を行く国であるシンガポールに滞在して現地調査を実施しました。
現地では,シンガポール最大の家電・ICT製品見本市である「COMEX」を視察しました。このイベントでは,世界中に普及している製品を開発している企業の最新製品を見ることができました。会場では,製品や利用されている技術についてのインタビューやアンケート調査などを通じて,最新動向に関する取材活動を行いました。製品や技術を知るだけではなく,ICTの業界でグローバルに活躍するビジネスパーソンやエンジニアと接したことも貴重な体験となりました。また,会場外でのフィールドワークでは,日常生活での日本とシンガポールの違いも感じることができました。特に,交通インフラに関する違いは大きく,日本ではほとんど普及していないパーソナル・モビリティ・デバイス(PMD)がシンガポールでは頻繁に利用されていました。PMDとは,電動自転車や電動キックボード,セグウェイなどの1人乗り移動ツールです。国を挙げて「自動車に依存しない社会」の実現を試みるシンガポールならではの光景を目の当たりにすることができました。シンガポールには,国土面積が日本よりも小さく,人口もさほど多くないという特徴があります。そのため,1人1人の生産性の高さや生活の効率性の向上が求められており,国全体でICTを導入することでそれらの課題を解決しようとしていました。シンガポールのパイオニア的な取り組みが,日本にも積極的に導入されることで,今後の日本の発展に大きくつながると強く感じました。
このような現地でのイベント視察やフィールドワークで得られた知見と,国内調査チームによる日本国内のICT事情との比較を中心に、プロジェクトメンバーでICTの将来動向について議論を行い、本プロジェクトのまとめとしました。