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太下 義之

専任教員紹介

太下 義之 OSHITA Yoshiyuki

太下 義之
研究テーマ 文化政策、創造経済
研究室 良心館461号室
演習(ゼミ)紹介 文化政策の研究
詳細 研究者データベース(オリジナルサイト)

 私の研究内容は、文化芸術(文学,音楽,美術,写真,演劇,舞踊,メディア芸術,伝統芸能,生活文化,その他の芸術)に関わる政策についてです。
 ここで言う「文化芸術に関わる」とは、①文化芸術そのものを振興する政策、②文化芸術を活用した総合的な施策(教育、福祉、観光、地域振興、等)を推進する政策、という2つの領域を包含しています。
 これまで扱ってきたテーマには、アーツカウンシル、創造都市、表現の自由と検閲、デジタルアーカイブ、食文化、文化と観光、オリンピック文化プログラム、万国博覧会、IR(カジノ)等があります。
 こうした研究を通じて、文化芸術のよりいっそうの振興に向けて何らかの提言と貢献が出来れば、と考えています。

学生へのメッセージ

 私は人生において一番の財産となるのは、「知的好奇心」だと思います。卒業までの期間は短いですが、学生時代にしかできないような体験のできる大きなチャンスでもあります。みなさんも各自の知的好奇心の赴くままに、すぐに役に立つというわけではない、できるだけさまざまな経験をしてみてください。

演習(ゼミ)

演習テーマ:文化政策の研究


 この演習は、文化芸術(文学,音楽,美術,写真,演劇,舞踊,メディア芸術,伝統芸能,生活文化,その他の芸術)に関わる政策について学習する。
 ここで言う「文化芸術に関わる」とは、①文化芸術そのものを振興する政策、②文化芸術を活用した総合的な施策(教育、福祉、観光、地域振興、等)を推進する政策、という2つの領域を包含している。
 この演習では、これら両面の政策的基盤について、主として「創造経済」や「創造都市」の観点から分析する。
 この演習の対象は「文化芸術」であるので、「文化芸術」に強い関心と最低限の知識を持っており、かつ研究課題について何らかの構想をもっている学生を歓迎する。

2年次演習

 この演習では、3年次以降の学習のための基礎体力づくりを目的にする。
 具体的には、拙著『アーツカウンシル アームズ・レングスの現実を越えて』、その他の書籍を課題図書として、学生による事前学習と発表、グループ・ディスカッションによって精読を進める予定である。授業の事前に個々人での十分な時間を準備に充てた上で演習に臨む気構えが必要となる。
 この演習を通じて、テキストを多様に読解する能力、論理的思考力、自分の意見を他者にわかりやすく発表する技術、他者と議論する技術等を身につけることを目指す。


[履修条件]
特になし。

3年次演習

 2年時の演習と同様に、さらに高度な内容のテキストを読み進んでいく。そして、卒論作成を念頭に置いて、各自の興味のあるテーマについて研究報告を行ってもらう予定である。個人研究を基本的に想定しているが、必要に応じてグループワークを通じた論文としてまとめることも可能とする。具体的には、取り上げる課題・テキスト(論文)などについて、履修者と相談しながら進めていくこととする。


[履修条件]
2年次演習を履修していることが望ましい。

卒業研究

 創造経済、創造都市、文化政策に関連するテーマについて、各演習参加者が卒業論文を執筆することを目的とする。テーマは2年次演習と3年次演習で学んだことを基礎にして、各演習参加者と担当教員が相談をして決定する。具体的には、以下のステップを踏んで、卒業論文の取りまとめを行う。
1. 卒業研究テーマの設定
2. 基本文献の選定
3. 卒業研究計画書の作成
4. プレゼンテーション(夏休み前に中間報告1、11月末頃に中間報告2、最終報告)
5. 卒業論文作成(字数は20,000字前後を予定)


[履修条件]
3年次演習を履修していることが望ましい。

関連する科目

既修・併修を強く勧める科目
既修・併修が望ましい科目

関連する演習

学生による「私のゼミ紹介」