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船橋 恒裕

専任教員紹介

船橋 恒裕 FUNAHASHI Tsunehiro

船橋 恒裕
研究テーマ 福祉経済学
研究室 良心館370号室
演習(ゼミ)紹介 少子高齢社会における経済と福祉問題
詳細 研究者データベース(オリジナルサイト)

みなさんは、私たちの国日本が急速に少子化・高齢化していること、さらにこれから人口が減少していくことについてご存じですよね。新聞を開くと、人口の少子高齢化が今後ますます進行し、そのために国民年金や厚生年金、健康保険組合などの医療保険の制度が維持できずに、制度自体が崩壊しかねないなどという記事を目にすると思います。そして、制度を維持するためには、保険料をアップさせるとか、年金額を減らすとか、病院で支払うお金を多くするとか、私たち国民の負担を増やさなければならないように書かれていると思います。その他、介護保険についての記事も目にとめたこともあるでしょう。

若くて健康なみなさんには、直接関係ないと思われる人もいるでしょう。しかし、一方で、震災被害などから、ボランティアに関心を持たれた方、または実行している方にとっては、より身近に感じていることだと思います。いろいろな考えの人たちがいるでしょうが、私がいえることは、いずれみなさんが直面する深刻な問題であるということです。

また、高齢化が進行しているといっても、みなさんの通学途中など、バスや電車をはじめ、街中で目に付くのは、働き盛りの人や学生たちが多く、お年寄りや身体の不自由な人はあまり目にしないのではないでしょうか。どうしてなのでしょうか。

私の研究は、このような、年金、医療、そして介護や育児などの福祉サービス、バリアフリーなどについて、現在、どのような状況にあるのかを経済学的に分析しています。そして、経済からみた場合、福祉はお荷物のようにいわれることが多々ありますが、どうすればそのようにいわれないようになるのか。そして、どうすれば、年金制度や医療制度などの危機的状況が改善されるのか、また、行政や民間企業がよりよい福祉サービスを提供するにはどうすればいいのか、そのようなことについて研究しています。

学生へのメッセージ

日本が急速に少子化・高齢化していること、これから人口が減少していくことについてご存知ですよね。日本の社会保障(年金・医療・介護・育児・雇用など)について考えてみませんか。

演習(ゼミ)

演習テーマ:少子高齢社会における経済と福祉問題


少子高齢社会に伴って起こる諸問題について、経済学的視点から分析を行う。
具体的には、年金、医療、介護・福祉、雇用・失業、母子・育児、貧困、バリアフリー等、少子高齢化に伴う経済と福祉の問題について研究する。これらの問題は、社会的弱者と呼ばれる人たちにとどまらず、皆さんのような若年層を含め、すべての人々に重大な影響を与え、今後、避けて通れない問題となる。ゆえに、これらの問題について研究し、問題意識を強く持つことは、就活のみならず社会人として生きていく上でも有益である。

2年次演習

まず、少子高齢社会における諸問題のうち、基本的な内容について簡単にレクチャーする。その後、各自、2年次演習において研究したいテーマを選んでいただく。研究テーマについて、個々人、又はグループに分かれて研究報告を行い、ゼミ全体で問題解決の検討を行う予定である。


[履修条件]

3年次演習1・2

主に、少子高齢社会における諸問題について経済学的視点から分析を行う。興味のあるテーマについて、卒論作成を念頭に置いて研究報告を行う予定である。


[履修条件]

卒業研究

主に、卒論作成に向けての研究、卒論完成など。


[履修条件]

関連する科目

既修・併修を強く勧める科目
  • 福祉経済
既修・併修が望ましい科目

関連する演習

学生による「私のゼミ紹介」