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北川 雅章

専任教員紹介

北川 雅章 KITAGAWA Masaaki

北川 雅章
研究テーマ 日本経済とマクロ経済学
研究室 良心館472号室
演習(ゼミ)紹介 日本経済とマクロ経済学
詳細 研究者データベース(オリジナルサイト)

金融政策のあり方は一国の経済活動に大きな影響を及ぼします。それは、国際的な影響を受け、また、日本のような経済大国の金融政策は、外国に影響を与えたりします。しかし、どのような政策を採るべきかについては、経済学者の間でも意見の分かれるところです。たとえば、デフレ・不況を克服するために、「ゼロ金利政策」、「量的金融緩和政策」、「インフレ目標政策」などを採用すべきかどうかなどです。金融政策の他にも財政政策、さらには構造改革についても議論が分かれます。

私は、特にマクロ的な金融政策の効果に興味を持って研究しています。それにはまずマクロ経済学の理論的研究が必要です。社会科学であるマクロ経済学にはいくつかの学派があり、様々な理論モデルがあって、金融政策の効果についても見解の相違があります。したがって、理論モデルの妥当性や実際の金融政策の効果を分析するには、計量的な研究が必要となります。私は、日本経済を対象にした計量的な研究も行っています。

マクロ経済学の諸学派の経済に対する見方・考え方や理論構造の違いと、そこから導かれる政策的含意を検討しつつ、金融政策を有効に運営するために、その効果波及経路や効果の程度、時間的遅れなどについて、理論的・計量的に分析するのが、私の研究テーマです。

学生へのメッセージ

同志社大学経済学部という新しい人生の1ステージで、向上心を持って納得のいく自己表現をしてください。何事にも真剣に取り組み、試行錯誤を重ねることで、自分自身を成長させることができます。

演習(ゼミ)

演習テーマ:日本経済とマクロ経済学


日本経済を題材にしながら、初級から始めて応用的な問題を考えることを通じて、マクロ的観点から経済活動を理解し、分析できるような「経済を見る眼」を養っていきます。そのために、数人ずつのグループに分かれて相互に学習しながら、日本経済とマクロ経済学の基礎的知識を身につけていきます。また、日本経済の諸問題について理解を深めるために、学内外のゼミとの合同ゼミや討論会などを行います。そのために、数人ずつのグループに分かれて、共同研究の形で資料収集や発表などの準備も行います。最終的には卒業研究として、たとえば日本経済を題材にして、理論仮説の妥当性や現実の日本経済の姿を分析して、政策的課題に対してデータや理論に裏付けられた答を導いていこうとするのが、演習全体を通じた目標です。卒業研究では、個人あるいはグループを単位として興味のあるテーマを決めて研究し、研究成果を論文としてまとめます。

2年次演習

日本経済を題材にしながら、初級から始めてマクロ的観点から経済活動を理解し、分析できるような「経済を見る眼」を養っていきます。そのために、数人ずつのグループに分かれて相互に学習しながら、日本経済とマクロ経済学の基礎的知識を身につけていきます。


[履修条件]

3年次演習

日本経済の諸問題について、数人ずつのグループに分かれて共同研究の形で資料収集や発表、ゼミ内ディベートなどを行います。それらの準備をした後、実際にディベート大会に出場したり、学外のゼミとの合同ゼミやディベートなどを行ったりします。学外のゼミとのディベートでは、具体的なテーマは相手のゼミとの打ち合わせの過程で決定し、グループ毎に共同研究の形で資料収集などの準備を行い、実際に合同ゼミの形でディベートなどを行います。


[履修条件]

卒業研究

大学で学んだ集大成として、卒業研究論文という形でその時点での成果を残すことは重要であり、また試行錯誤しながら卒業研究論文として完成させていく、その作成過程の中で経験として得られるものは大きいと思っています。その意義を認め、意欲的に取り組むことが望ましいと考えています。


[履修条件]
 3年次演習1,2(北川)を総合的にC評価以上で合格した者

関連する科目

既修・併修を強く勧める科目
  • 初級マクロ経済学
  • 初級ミクロ経済学
  • 統計
  • 金融
  • 経済政策
既修・併修が望ましい科目
履修を勧める2年次演習関連科目

履修を勧める3年次演習関連科目

関連する演習

学生による「私のゼミ紹介」

仲良しゼミ

私たちのゼミでは毎年、ディベートを中心に活動を行っています。経済学部ディベート大会には全員で参加し、準備のために3回生の春から活動を始めます。優勝を目指し夏休みには合宿を行います。結果は、最高が3位でしたが過程において仲間と深い絆ができました。その他にも関学、関大との対抗ディベートや縦コンやスポーツ大会を行うなど、他大学・ゼミ内での交流も盛んで勉強だけでなく遊びにも非常に熱心です。
私達のゼミの特徴は、ゼミ生みんなが大変仲が良いということです。ディベートの前はみんなで集まり、考え、準備をしました。この点は、ディベート大会の審査員、先輩の方々にも「北川ゼミはチームワークが大変良い」と評価していただきました。ゼミ全体が大変雰囲気がよく、この点が北川ゼミの自慢できる最大のポイントだと思います。
癒し系の先生と仲の良いゼミ生達。和やかで和気あいあいとした雰囲気を持つゼミです。
<『同経会報』No.73より転載>

ブログ 北川ゼミ公式ブログ(外部サイト)

ディベート大会で優勝

北川ゼミの一番大きな行事は学内ディベート大会への出場です。結果を先に言うと、全25チーム中1~3位、8位入賞、個人賞をいただくことができました。これは、ゼミ生全員の努力の賜物だと考えています。
はじめはぎこちなく、手探りの状態でしたが、立論や反論資料を作っては練り直していった結果、練習試合でも試合らしい試合ができるようになりました。さらに、資料をクラウドで共有したり、練習試合の個人成績優秀者を発表したりしてフィードバックをすることで、力をつけました。
大会に向け切磋琢磨していくうちにゼミ生の仲も良くなり、昼休みには各班が自主的に集まり、明徳館のカフェはゼミ生でひしめき合っていました。他にも親睦のために旅行や飲み会を企画し、この前の飲み会ではほとんど全員が参加するほどでした。
ところで、飲み会出席率が一番高いのは、実は先生です。先生は私たちをいつも温かい目で見守ってくれています。
<『同経会報』No.74より転載>


北川ゼミとは・・・・・・

北川ゼミでは例年大きな行事として学内のディベート大会に出場しています。そして、優勝を一つの目標としています。結論から申し上げますと今年度は残念ながら優勝することができませんでした。結果に対してはゼミ生全員大変悔しがっており、それは全員が大会までにいかに努力をし、仲間と共に議論を重ねて大会に臨んだかを物語っていました。優勝できなかった事が全てだと言われたらそれまでですが、それまでに努力してきた過程に対しては自信をもって全力を尽くしたといえる内容でした。そのことから北川ゼミは一つの目標に向かって真剣に仲間と切磋琢磨しながら努力できる集団であり、その土台が先輩方から脈々と繋がっているのが最大の魅力だと感じています。
長々と堅い話を書きましたが、飲み会やゼミ旅行も数多く企画しており、いつもワイワイガヤガヤ楽しく活動しています。また先生の飲み会出席率も高く、温かい目で私たちをいつも見守ってくれています。
<『同経会報』No.75より転載>


2013年度の北川ゼミ

2013年度は、北川雅章先生のご指導のもと34名のゼミ生が学内ディベートや他大学とのディベートに取り組みました。結果は、前者は散々なものでした。しかし、その悔しさをバネに改善点などを話し合い修正し、後日開催であった他大学との結果は満足のいくものになりました。
そして、2013年度は新しい取り組みである「2、3回生ディベート」を始めました。経済学部全学年が今出川キャンパスに通うことになったことで、後輩の早くからのディベート慣れ、自分らの実力アップ、より密な縦の関係を築こうということがきっかけで始まりました。2013年度は、就活の時期に行ったにも関わらず、3回生のゼミ生が協力し合い無事終えることができ、ゼミ生のゼミに対する思い、そして今までのことを振り返るとゼミ生の勤勉さ、仲の良さを感じました。仲良く、そして縦の繋がりが強いゼミであると思います。
もちろん、飲み会や旅行、スポーツ大会といったイベントも行い、楽しく活発に全力で活動をしています。例年通り飲み会出席率の高い先生は、私たちを温かい目で見守ってくれています。
<『同経会報』No.76より転載>


2014年度の北川ゼミ

 2014年度の北川ゼミでも、例年と同じく楽しく和気あいあいとした雰囲気でした。合宿や飲み会を多数行うなど活発で元気なゼミでした。勉強面においても学内ディベート大会や他大学とのディベートなど皆が積極的に取り組み、2013年度から始まった2回生とのディベートも行いました。
今年の最も大きな出来事は何といっても北川ゼミから学内ディベート大会の優勝チームが出たことです。これは毎日のように集まり、寝る間も惜しみ準備に励んだ結果であると言え、「準備」で優勝を得たといっても過言ではありません。また、決勝トーナメントに残ったチームは1チームのみでしたが、ゼミ内で練習試合を行い、情報共有を行うなどゼミ全体で切磋琢磨し合い、ゼミ生全員で勝ち取ったものです。ゼミ活動から学ぶことが沢山あった1年でした。
2014年度も先生の飲み会出席率は100%で、今年は飲み会代を全額負担していただくという男気溢れる一面も見せていただきました。その優しい瞳は私たちをいつも温かく見守ってくれています。
<『同経会報』No.77より転載>


私たちの北川ゼミ

2015年度の北川ゼミは、例年通り和気あいあいとした楽しい雰囲気でした。ゼミ生でバーベキューや飲み会、ソフトボール大会、ピザパーティーを行うなど活発で元気なゼミでした。勉学面においては、学内ディベート大会や他大学とのディベートなど皆が主体性をもって取り組み、精神的にも成長することができました。
学内ディベート大会優勝という目標を掲げ、ゼミ内で何度も練習試合を行い、お互い切磋琢磨してきました。先輩方にも協力していただき、北川ゼミ全体で一致団結して望みました。優勝することはできませんでしたが、チームとしては、1チーム決勝トーナメントに進出することができ、個人としてはベストディベーター賞として表彰されるゼミ生もいました。これまで取り組んできたことが少しは形にすることができたのではないかと思います。
2015年度も北川先生はほとんどの飲み会に出席してくださり、いろんな一面を見せてくださっています。その優しい瞳は私たちをいつも温かく見守ってくださっています。
<『同経会報』No.78より転載>


「0から1を作る」

 北川ゼミはとても自由でアットホームなゼミです。先生はとても優しく、ゼミ生をいつも温かい目で見守ってくだいます。私たちのゼミでは「0から1を作る」ということをモットーにしていて、今年度は2回生に向けてのゼミの説明会の開催、広島県企業との合同プレゼン企画、ディベート大会などさまざまな新しいことに挑戦してきました。特に北川ゼミのメインイベントとなる秋学期に行われるディベート大会では、春学期からゼミ内のチーム戦、そして4回生の先輩方を招待して教えていただいたりしたおかげで、日に日にゼミ生のディベート能力の向上がみられ、とても充実したものになっていきました。結果はともかく大会に向けてのすばらしい過程を築くことが出来、ゼミ生の一生忘れることのできない素敵な思い出となりました。
<『同経会報』No.83より転載>


アラームが鳴るより早く目が覚めた。私にしてはこんなことも珍しい。今日はディベート大会。前日までチームのメンバーと散々準備をしてきた。あとは全力で挑むだけ。会場に着き試合の準備をする。緊張感が増す。全てが終了し、本戦出場チームの発表の時間。北川ゼミの名前が呼ばれたが、結果はコミュニケーションポイント差で全チーム予選敗退。敢闘賞でやっと北川ゼミのチームが呼ばれた。悔しさを覚えながらも、私は北川ゼミらしいなと思い少し笑みが溢れた。
少し変わった始まり方をしてしまいましたが、北川ゼミはどんなゼミかと聞かれれば、私はとことん自由で笑顔溢れるゼミだと答えます。北川ゼミは部活動、サークル、趣味、アルバイトなどに一生懸命打ち込む学生がほとんどです。ディベート大会では他のことと両立しながらの準備が敢闘賞として評価されたのだと思います。私たちはゼミ内でやることを自分たちで決めます。2回生に向けた説明会や授業内の発表、先輩方との懇談会など、幅広く活動してきました。自ら考え行動する、とことん自由なゼミ。決して立派な結果を残しているわけではないが、充実していてみんなが笑顔なゼミ。私はそんな北川ゼミが大好きです。
<『同経会報』No.85より修正して転載>


わがゼミ

こんにちは。私たちは現在、男子18人、女子8人、北川雅章教授の計27人で活動しています。2年次は書籍『日本経済の軌跡と飛躍』を用いてグループごとに発表することで、本ゼミの研究テーマである日本経済とマクロ経済学についての理解を深めました。3年次では経済学部・経済学会主催のディベート大会に参加しました。ゼミ生全員がディベート未経験からのスタートだったことや、コロナ禍により別室で画面越しに討論をするというイレギュラーな形態であったからか、大会での結果は振るいませんでした。しかし、ディベート大会への準備期間を通してゼミ生同士の交流は深まり、大会の結果とは関係なく良い経験を得ることができたと感じています。北川ゼミで得た経験を活かしながら、今後も卒業論文や就職活動に全力で取り組んでいきたいと思います。
<『同経会報』No.88より修正して転載>

こんにちは。北川ゼミ2022年度副ゼミ長の日下彪河と申します。私たちは日本経済とマクロ経済について北川雅章教授を含めた24名で活動しています。二年次は書籍の研究と発表を通じて日本経済の基本について理解を深め、三年次にはディベート大会に出場しました。結果こそ振るいませんでしたが、準備過程や議論に私たちの「色」が出ていたと思います。ディベートと聞けば堅いイメージが浮かぶかもしれませんが私たちのディベートはその中に「自由さ」と「楽しさ」、そして「笑顔」が込められていました。「0から1を作る」というテーマのもと自由に活動する私たちだからこそ、このような中身が濃く楽しいディベートを作ることができたと確信しています。
 正直なところ、今後どのような活動をしていくのかはゼミ生全員分かっていません。しかし決まっている道を歩くのではなく、私たちで道を作っていく活動こそ北川ゼミにふさわしいと思います。最後になりますがどんな活動であっても北川ゼミ全員で、全力で駆け抜けます。
<『同経会報』掲載予定原稿>