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2021年度のレポート(企業・行政との協働による課題発見、問題解決の実践とその評価)

学生ケーザイレポート(2021年度)

企業・行政との協働による課題発見、問題解決の実践とその評価

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 本プロジェクトでは、「企業・行政との協働による課題発見、問題解決の実践とその評価」をテーマに活動を行った。今年度は、スポーツをする学生の悩みを解決する新商品の提案を目的とし、ファイテン株式会社様と2020年12月から協働で取り組んだ。月に3回ほどメンバーで意見を出し合い、月に1回は先方を含めてミーティングを行った。
 はじめに、スポーツ経験のある学生をターゲットに肌荒れの悩みについてのヒアリングを行い、6つの商品を検討した。その中で、最も実現性が高く新規性のあったスポーツ用スキンクリームを提案することが決定した。商品の特徴として、スポーツに集中できる効果を高められるように、質感だけではなく、色や香りにもこだわった。さらに、容器は手に文字を書いてInstagram等で宣伝できるように細口に、使いやすさを重視したワンタッチ蓋を提案した。社長プレゼンでは、社長様、商品企画部、営業部、工場長の方々に想いを伝え、商品化が決定された。今後は、サンプルの配布や宣伝など、商品発売に向けて取り組む予定である。
 活動を通して、商品企画は単に発案だけでなく市場調査や宣伝手法まで多岐にわたっていることを知ることができた。また、企画担当者様だけでなく各部署の方と関わらせていただき、様々な視点を持つ大切さを学んだ。実際に同志社大学のスポーツをしている学生に調査を行った上で新商品を提案した社会に還元できたと考える。
 反省としては、一部のメンバーで進めてしまうことがあった点、初期段階から企業、学生、大学とのやり取りを活発にすべきであった点があげられる。また、プロジェクトが長期化しており活動していない期間があったため、より効率よく進められる方法を模索する必要があった。
 今後も様々な方々に支えられて活動ができていることに感謝し、よりよい学びにつなげていきたい。