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2022年度のレポート(企業戦略に関する調査研究とグループディスカッション)

学生ケーザイレポート(2022年度)

企業戦略に関する調査研究とグループディスカッション

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 私たちは秋学期のゼミ活動において、日本経済新聞社と野村ホールディングスが共同で主催する日経STOCKリーグという株式投資論文コンテストに5つのグループに分かれて参加しました。日経STOCKリーグでは、自らで立案した仮説をもとに企業価値の増大が見込まれる企業を20社ほど選定し投資信託を作成します。その後、回帰分析等を用いて作成した投資信託の収益性や仮説の有意性を検証し、論文の執筆を行います。
 この活動の一環として、12月17日に法政大学人間環境学部長谷川ゼミと法政大学市ヶ谷キャンパスにて、合同研究発表会を行いました。他大学の他学部との交流で異なる視点からの意見をいただくことで、我々の論文や伝え方を考え直すきっかけとなりました。これまでは回帰分析といった定量的要素を重視していましたが、この発表会を通してなぜこの仮説を設定したのかという定性的要素の重要性を学び、今後の論文執筆の参考となりました。
 また、論文執筆の一環として、対面とオンラインを併用して企業や教授にヒアリング
を行いました。企業や経済の実情を実際に働く方や専門的に研究している方から、直接お話を伺い、学生側の視点だけでなく企業側の視点を仮説や研究内容に盛り込み、より一層論文の内容に厚みを持たせました。この結果、チーム総数1860組の中から出場した5組すべてが入選を果たし、そのうち1組は敢闘賞、1組は最優秀賞を受賞しました。
 この活動を通して、様々な意見や考え方について触れることで幅広い視野を持つとともに、他大学や企業に研究内容を伝えるための論理的思考力を培うことができました。さらに、実際に企業に訪問し、社会に対して接点を持つことで、自身の将来像や考えを改めて考え直す貴重な機会を経験することも出来ました。
 最後に今回の経済学部学生プロジェクト活動をサポートして頂いた新関三希代教授と北川雅章教授、そして同じグループで活動したメンバーに感謝申し上げます。