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教員インタビュー

教員インタビュー

【第1回】インタビュー実施日/2014年3月25日

北川先生と学生

■ 経済学ってどんな学問ですか?

山口:
まず初めの質問ですが、経済学とはどのような学問ですか?

北川:
なかなか、一言で答えるのは難しいですね(笑)。山口さんは、経済学にどんなイメージを持っていますか?

山口:
デフレを脱却してインフレに転換して景気をよくしていくのか? など、経済の仕組みを学ぶ学問なのかなと思っています。

北川:
いいですね。景気変動を考えることは経済学の王道だと思います。経済学のなかにはさまざまな研究分野があるのですが、僕は一国の経済を見ていくマクロ経済学を専門としています。たとえば異次元的な金融政策の導入など「アベノミクスをどう評価するのか」ということも研究分野になります。

古川:
先生は経済学にどんな面白さや魅力を感じておられますか?
北川:
経済学はバランスの学問です。たとえば、デフレで物価が下がるとモノが安く買えるので個人の生活にとってはプラスかもしれませんが、経済全体としては不況を招くので望ましくないとも言えます。個人の利益と社会の利益・・・という意味ではバランス感覚が要求される学問と言えると思います。そして私にとって経済学は「人々全体の幸せ」につながる学問としても面白さを感じています。

古川:
ひとつの視点だけでも物事を見るのではなく、いろんな角度から見ていく姿勢が身につきそうですね。
インタビュー1

■ 経済学部を選んだ理由は?

北川:
ところで、みなさんはどうして経済学部を志望したのですか?

大西:
ニュースを見ていると経済に関連する話題も多いですよね。経済学を学ぶことによって、社会で起きていることに対する理解が深まるんじゃないかと考えました。

北川:
頼もしいですね。社会の仕組みに興味を持ちながら経済学を学ぶのはとても良いと思います。

古川:
消費税の増税など、経済はどこに住んでいても、どんな職業についていても身近なものだと思い、学んでみたいと思いました。
北川:
個人に寄り添えば増税はマイナスかもしれませんが、国全体の財政赤字や国債の残高を考えると、いま増税することが将来に良い影響を及ぼす可能性もあります。個人の感覚だけではなく、いろんな視点から増税の影響を学ぶと面白いですよ。

山口:
私は商学部と経済学部で迷ったのですが、グローバルな時代ですので企業間の競争に注目するよりも、国の経済を理解したいと考えました。また、経済学部のパンフレットで「創造経済」に興味を持ったことも志望理由のひとつです。

北川:
なるほど。情報技術の発達によって遠く離れた国との距離感は大きく変化しました。たとえば、時差を利用して「この仕事はこの国へ発注しよう」ということも起きています。もちろん異文化間でのぶつかり合いもありますが、そのなかから新しい価値が生まれてくることもあるわけです。本学では、「創造経済」の教員が非常に充実していますし、興味ある人が学ぶには良い環境が整っていると思います。
インタビュー2

■ 北川ゼミの大きな行事「ディベート大会」とは?

北川:
高校でも、社会系の授業のなかで経済学を学ぶ機会はありましたか?

大西:
必須科目ではありませんでしたが、『現代社会研究』という授業のなかで株の動きを学んだり、クラス内でテーマを決めてディベートを行ったりしました。

北川:
僕のゼミは、毎年優勝を目標にして学内のディベート大会に出場しているんですよ。ディベートの面白さは、ひとつのテーマに対して全員が必ず肯定側と否定側の両方の立場を経験してもらうことです。自分なりの結論があったとしても、あえて異なる立場に立つことによって「なぜ、相手はその結論に至ったのか」と、問題を広く深く洞察することにつながります。論理的にジャッジを説得する「話す力」も必要ですが、相手の主張や根拠を理解する「聴く力」も必要になりますね。チームで取り組みますので、チームワークから学ぶことも多いのです。あらゆる可能性を共同作業のなかで徹底的に探り準備をしていきますが、むしろ勝負の8割はこの準備段階で決まるといっても過言ではありません。

大西:
高校で初めてディベートをしたときは、途中でお互いに攻める材料がなくなって沈黙になったんです(笑)。準備をしっかりしないといいディベートができないですよね。

古川:
私にもできるかなあ…。

北川:
準備の仕方などを学ぶスキルアップ講座がありますから、みんなちゃんとできるようになりますよ。大会は7月初旬から中旬にかけて開催するのですが、4月には論題が発表されるので数カ月かけて準備を行います。優勝チームには賞金も出ますので、決勝戦の盛り上がりはすごいですよ。

山口:
みんなで協力し合ってやるのは楽しそうですね!

北川:
大学生活にはどんなことを期待していますか?

大西:
ディベート大会がとても楽しみです。

古川:
高校までとは違い、大学では非常に幅広い分野の科目があるので、いろんなことを学んで吸収していきたいです。
山口:
経済学のなかにもいろんな研究分野があることがわかったので、自分の興味ある分野を見つけられそうだなと思いました。

北川:
僕自身もそうだったのですが、経済学を学び始めるときには理論的な勉強が多いことに違和感を覚えたり、戸惑ったりするかもしれません。でも、基礎ができてくると、日本経済に起きている事象を理論的に分析する面白さを経験できます。最初は少し踏ん張って勉強を進めていってください。
インタビュー3
colum
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