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学生ケーザイレポート(2014年度)

15/03/31

環太平洋地域におけるICT国際比較研究

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私たちのプロジェクトは、情報システムを研究テーマとする宮崎ゼミのメンバーで構成されています。ゼミでは最新のICTを活用した情報システムの企画、設計、構築に取り組んでいます。今回は発展著しい環太平洋地域におけるICTの利活用の実態と動向を調査し、国際比較研究を行うプロジェクトを立ち上げました。
プロジェクトではフィールドワークを実施することとし、調査候補地をリストアップして、各候補地について比較検討を行いました。最終的にはシンガポールでフィールドワークを行うことになりました。
多数の候補地の中からシンガポールを選択した理由は大きく2つあります。1つ目は、ASEAN最大級のICTエキスポである「COMEX」がシンガポールで開催されること、2つ目は、アジア諸国の中で比較的ICTの利活用が進んでいるシンガポールの実態を調査し、主に日本の現状との比較を行う事で、グローバルな視点からICTの利活用について将来展望を行うことが可能になると考えたからです。
現地調査では、まず、到着したチャンギ国際空港の規模の大きさに驚かされました。その後の4日間は、世界各国の人々が活発に行き交うグローバルな空気を肌で感じながらの活動となりました。
現地でのインタビュー調査や視察を通じて、日本との違いをいくつも実感することができました。
例えば、空港のロビーや観光スポット、ホテル、レストラン等ではWi-Fiに無料でアクセスすることができ、われわれのような旅行者でも簡単に通信環境を利用することが出来ました。
また、電気街はもちろん、セブンイレブン等のコンビニエンスストアで当たり前のようにSIMカードが販売されていました。ストアスタッフがわれわれにSIMカードの利用者登録方法を詳細に説明してくれることも含め、SIMフリーのスマートフォン、タブレットがあまり普及していない日本とは大きな違いがありました。
現地調査のメインは「COMEX 2014」の視察でした。非常に多数の企業が出展しており、多数の来場者でごった返す会場は熱気に包まれていました。われわれは複数の調査チームを作り、「PCハードウェア」や「家電・オーディオ」等のジャンルを各チームで分担し、出展者および来場者へのインタビュー調査を行いました。現地の方々の生の声を聞くことにより、たいへん充実した調査活動ができました。
このように、本プロジェクトではシンガポールでのフィールドワークによって非常に多くの知見を得ることができました。また、日本と違った姿を見せるICT市場のようすを体感し、海外での現地調査でしか得ることができないであろう貴重な経験を積むことができました。帰国後は、現地調査と並行して実施した日本国内におけるICTの現状・動向調査の結果と合わせて比較研究を行いました。

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