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学生ケーザイレポート(2016年度)

17/03/31

京都府南丹市美山町における調査及び小峠フィールドでの実践に基づく里山保全活動~里山を「保全」の段階から「発展・利用」の段階への昇華~

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 私たちは岸ゼミナールで行っている里山保全活動をより良いものにするために、京都府南丹市美山町で里山保全活動を行っている里山舎指導のワークショップに参加した。参加の理由は2点あります。
 1点目は林業を取りいれた保全活動を学びたいからである。岸ゼミナールは主に農業を中心とした保全活動を行っている。しかし農業だけでは付加価値をつけるのに限界を感じたので、林業を取りいれることで新しい付加価値をつけられると考えた。そこで、里山舎は林業を中心に保全活動を行っていることを知り、コンタクトを取ることにした。
 2点目は里山舎が保全活動をビジネスとして扱っていたからである。里山舎は里山を保全しながら、しっかりと利益を生み出していた。やみくもに山を整備するのではなく販売対象を設定し、生態系を壊さない様にしながら山にあるものを利用して製品を作っていた。このビジネスモデルに感動した。

 ワークショップでは山にある木材を製材し、モバイルハウス(簡易移動式の家)の作成、炭作りなど様々な内容を扱っていた。このような活動を私たちでもできるように講習、見学、体験という段階を踏んで教えてもらった。
 私たちの活動に上記のような活動を取りいれることで従来の農業中心の里山保全活動だけに留まるのではなく、林業という新たな分野から保全活動をすることで里山に更なる付加価値をつけることが可能であると分かった。
 耕作放棄地を里山に改善するためには費用が発生することは言うまでもない。そこで農業の視点だけでなく林業の視点を取り入れることによって、経済的価値はさらに上昇する。そうすることで、耕作放棄地を里山へと変えるためのモデルに里山の機能的なメリットだけでなく経済的なメリットも加えることが可能になった。
 学んだことを活かせるように実際に取りいれて、より良い里山保全を模索していきたいと考える。


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