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学生ケーザイレポート(2017年度)

18/03/31

知床の生態~動物・森林再生の視点から~

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ゼミ活動でエコロジー経済学という環境について学んでいるが、実際に見に行く機会はあまりなかったのでゼミの友人たちと参加した。
保護といえば、中国のパンダが思い浮かぶ。飼育し繁殖させる。そして子を人の手で育て、野生へ返す。一連の作業は、人がしていると分からないよう全身パンダの着ぐるみで行う。
人の手をかけて守ることが保護だと思っていたが、調べてみるととても興味深い
ものを見つけた。「あえて見せることによる保護」うたう「鷲の宿」という宿泊施設だ。シマフクロウを見せることで啓蒙することが宿の狙いだ。満場一致でこの宿に決まった。
 関西国際空港から女満別空港へ行き、そのから車で2時間、北海道の極東に位置する羅臼にある。午後7時についた。「今はいないからいいけど、もしフクロウがいて逃げてしまったらどうしてくれるの」と宿の主人に怒られた。宿泊客は夕食を終え、今か今かと待ち構えている。その姿を見て申しわけなく思った。というのも、目の前の川がえさ場で毎日のように魚を食べにくる。だから夜は慎重にならないといけない。
 常駐するガイドによると、フクロウは観察小屋に人間を回りに木と同様に思っているらしい。そのため、毎日のように餌をとりに来るのだと教えてくれた。
 午前0時にフクロウがやってきた。話していても気にすることなく食事をしている。朝方3時までその川にいた。居心地がよかったのだろう。
 野良猫など、野生動物なら人に気づくと逃げてしまう。だが、ここにいるシマフクロウは野生本来の姿を見せてくれた。徹底的に管理することにより信頼関係ができている。じょごに有効に働く可能性を秘めている。

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