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学生ケーザイレポート(2017年度)

18/03/31

華東理工大学社会工作学部 徐栄ゼミとの交流

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 横井ゼミではこれまで中国の大学との交流を行ってきました。以前は上海にある復旦大学日本研究中心の張浩川先生のゼミと交流を行っていましたが、昨年度から華東理工大学社会工作学部の徐栄先生のゼミとの交流が始まりました。
 私たちはまだ2回生で、中国経済の勉強を始めたばかりなので、お互いのゼミの活動状況について報告し合いました。横井ゼミでは、田代秀敏『中国経済の真相』(中経出版)を使って、著者が言う中国経済の「真相」と、著者が言う「通説」のどちらが正しいかを、報道やデータを使いながら、ディベート形式で検証する形で、中国経済の理解を深めて来ました。具体的には4つのグループに分かれて、発表班が「通説」と「真相」のそれぞれについて説明や補足を行い、それを聞いて各班で話し合ってどちらが論理的で正しいかをきめるというやり方で、学びを深めて来ました。この教科書の著者は、購買力平価や、それにもとづく世界共通ドルという指標で中国経済をかなり高く評価しているのが特徴的です。購買力平価説によると中国はまもなくアメリカを抜いて世界1位の経済大国になるといいますが、これは世界全体が完全市場であることを前提にした仮定の話にすぎません。このように中国の経済発展はこれまでの経済学の視点では正確に把握できないことも学びました。
 今回の交流ゼミの意義は、まず、日中の大学の違いを知り、学び方の共有をはかることです。中国の大学には、実は日本のようなゼミはあまりないそうで、むしろ高校のように、クラスや担任の先生がいるという感じだそうです。ゼミというよりはクラスのようです。また、現地の学生と意見交換することで、これまで学んできた中国経済の内容の妥当性を検証することにつながると思います。さらに学術交流の拡大につながると考えています。

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