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専任教員紹介

伊多波 良雄 Yoshio Itaba

研究テーマ少子高齢社会と財政政策
研究室良心館582号室
演習(ゼミ)紹介日本の財政改革
HP伊多波ゼミ公式ホームページ(オリジナルサイト)
詳細研究者データベース(オリジナルサイト)
伊多波 良雄
現在日本は、グローバリゼーションや少子高齢社会の到来によりさまざまな財政制度の見直しを余儀なくされている。いくつかの財政制度を紹介すると次のようになる。

年金保険制度は若年世代から退職した世代への所得の移転といういわゆる賦課方式の形を取っている。少子化が進み高齢者が増えると、資金を負担する人数が減るので年金制度を維持できなくなる可能性がある。

医療保険制度も若年世代から老年世代への所得移転の形を取っているので、年金制度と同じ問題を抱えている。老人医療費も年々増加し、改革の必要が叫ばれている。

介護保険制度もまた問題を抱えている。それは、退職する世代がどんどん多くなっているため、介護保険に頼る人が増えているからである。

地方財政はどうであろうか?地方財政もまた問題を抱えている。グローバリゼーションの進展によって企業が海外に進出した結果、雇用機会が減少し地方は弱り切っている。そこで、経済力の弱い地方に対して補助金が国から与えられている。しかし、その補助金も三位一体改革で削られている。現在、夕張市が財政破綻に直面したように地方は財政的に厳しい状態にある。

代表的な財政制度を簡単に紹介したが、それぞれさまざまな問題を抱えている。私の研究の目的は、さまざまな財政制度を全体として整合性を保ちながら、どのように改革していったらいいのかを公共経済学の観点から検討し、政策として提言することである。

学生へのメッセージ

大学は何の束縛も受けずに自由に考えることができる所です。自らの可能性を広げるという意味でも、さまざまな先人の思考に触れてください。そして、知の冒険の感動を味わってください。

演習(ゼミ)

演習テーマ:日本の財政問題や地域間格差について考える

少子高齢社会とグローバリゼーションを迎えて、年金・医療・介護・保育などの社会保障制度、税制度、地方財政制度、債務累積問題、公共事業のあり方など多くの財政問題に日本は直面しており、これらについて改革が望まれている。これらの諸問題に対処する際、さまざまなアプローチが考えられるが、本演習では公共経済学のアプローチを採用する。

演習全体を通じて、個々の問題について深い知識を得るだけでなく、コミュニケーション能力、問題発見能力および問題解決能力を養うことを目的としている。これらの目的を達成するため、単に教室で勉強するだけでなく、演習合宿、研修旅行(2009年は八ッ場(やんば)ダムと東京証券取引所の視察、2010年は諫早湾とアサヒビール工場の視察)、他大学とのディベート対抗、日本学生政策会議(ISFJ)とWESTなどでの論文発表などに参加する。最後に、卒業研究で大学生活の総決算として論文作成に取り組む。
2年次演習
ゼミ生による報告を通じて、公共経済の分野について基礎的な知識を習得する。報告は、コミュニケーション能力の向上につながり、公共経済の分野について基礎的な知識の習得は、後の3年次演習でのディベート対抗や論文作成のために必要な分析能力や問題発見能力の開発につながる。
[履修条件]
 
3年次演習
3年次演習1
財政制度改革の対象としてあげられている制度は多くある。3年次演習1では、年金制度、医療制度、介護保険制度、保育制度などの社会保障制度に焦点を当てる。これらを対象にする場合、国から地方への補助金制度、財政投融資などに関する知識も必要となるので、これらに関しても知識を深める。単に、公共経済学的アプローチだけではなく、その実行可能性や政策形成過程などの観点を考慮しながら政策分析を試みる。

政策分析を行う場合、分析の確かさも必要であるが、政策を正しく相手に伝えると同時に説得すること、すなわちプレゼンテーション能力も要求される。もう少し、一般的に言えば、読む・書く・話す・聞くということが、情報を伝達するにはきわめて重要である。こういったことの必要性の認識および修得の機会として、他大学のゼミとディベートを行う。
[履修条件]
「2年次演習(伊多波 )」を履修していること。
「公共経済1」を履修登録すること。
3年次演習2
3年次演習1で社会保障制度の政策分析を試みるが、財源面の問題を切り離す事はできない。財源調達としては税と国債があるが、3年次演習2ではこれら2つの財源調達の知識を深める。現在、所得税、消費税、法人税など様々な税があるが、これらの税の仕組みや経済的効果を正しく理解しておく必要がある。また、国債の仕組みや経済的効果も知る必要がある。こうして始めて、社会保障制度を含めた財政改革の政策分析が可能になる。この意味で、3年次演習1と3年次演習2は密接な関係にある。3年次演習の総決算として、日本学生政策会議(ISFJ)、WESTおよび年金学会で論文発表を行う。
[履修条件]
「公共経済2」を履修登録すること。
卒業研究
2年次演習と3年次演習で学んだことを基礎にして、単に公共経済学的アプローチだけでなく、政治、行政などの諸分野を視野に入れながら、論文を完成させる。
[履修条件]
 「3年次演習(伊多波 )」を履修していること。

関連する科目

既修・併修を強く勧める科目
  • 公共経済
  • 福祉経済

  • 経済政策

既修・併修が望ましい科目
 
 

関連する演習

 

学生による「私のゼミ紹介」

伊多波ゼミのポリシーは「よく学び、よく遊べ」。研究活動にも遊びにも全力で取り組めるゼミです!私たちは他大学との対抗ディベート・経済政策論文の執筆を二本柱として研究活動を進めています。これらの活動を通じてハイレベルな環境に身を置くことで、それまでの学生生活では培えなかった多角的な視点や論理的思考力が身につきます。そして活動を通して生まれる仲間との絆はかけがえのないものです。アツい議論を交わし白熱した夜を過ごすこともしばしば。それが伊多波ゼミのいいところだと思います。同回生だけでなく先輩後輩の仲も良く、年に一回OB会も開催されています。親愛なる伊多波先生は、時に厳しく時に優しくゼミ生をよりよい方向に導いてくれます。無機質な学生生活を送るのではなく、研究にも遊びにも何に対しても一生懸命ぶつかることの出来る伊多波ゼミは私たちの誇りです!
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