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専任教員紹介

佐竹 光彦 Mitsuhiko Satake

研究テーマフィッシャー仮説の検証
研究室良心館473号室
演習(ゼミ)紹介日本経済の実証研究
詳細研究者データベース(オリジナルサイト)
佐竹 光彦
日本経済は1990年代からの「失われた10年」ないし「15年」から立ち直りをみせているものの、インフレどころかデフレ傾向が残る今の世の中に、何をインフレ予測かと思われるでしょう。

私が大学、大学院で学んでいたころ、マクロ経済学では合理的期待仮説というのが一世を風靡し、現在も経済理論の基礎をなしています。それは人々が知りうる情報によって、将来の経済を合理的に予想し、自らの行動を決めることをモデル化したものです。その中でもっとも大事な予想(期待)は価格についての期待であって、インフレ期待と呼ばれています。

インフレ期待と呼ばれるのは、戦後の各国経済で、物価水準がほぼ上昇してきたから、価格の変化をインフレと呼ぶことからきています。価格、物価というものは、マクロでもミクロでも最も重要な経済変数のひとつです。その将来の数値を正確に予測することは大変重要なことであると考え、インフレ予測の研究をしています。

現在のところ具体的には、利子率の水準を利用してインフレ予測が可能かどうかを分析しています。たとえば1年先に満期になる金融資産の利子率を考えましょう。利子率が決まる上で、人々は1年先のインフレ率の予想をしていて、その情報が利子率に含まれています。その情報に基づいて、インフレが予測できるかどうかを研究しています。

人々のインフレ予想(期待)をデータとして手に入れることができません。また、人々のインフレ期待は将来のインフレを正しく予想するとはかぎりません。統計学や計量経済学は限られた情報にもとづいて、母集団の正しい姿を推測します。その手法を適用して、人々のインフレ期待の解明、将来のインフレ予測の研究を進めています。

また、同じような手法を用いて、景気予測の研究も行っています。

学生へのメッセージ

大学は自由なところで、またこの4年間にはやろうと思えば何でもできるたくさんの時間があります。経済学はきちんと学ぶとして、それ以外にこの4年間でしかできないことに何か挑戦してください。

演習(ゼミ)

演習テーマ:日本経済の実証研究

経済学に関連するデータ分析を,学部レベルではかなりできるレベルまで,習熟することが目標です.そのため,「2年次演習」で日本経済の現状を把握し,「2年次演習関連科目」で計量経済分析の実習を行います.「3年次演習」では,計量経済分析をさらに進めて学びます.他大学のゼミと合同合宿をして,レベルアップを図ります.また,ディベート大会にも参加します.そして,「卒業研究」では,1年半培った分析能力を十分に発揮して,卒業論文を完成させます.
2年次演習
「2年次演習」では,最新の『経済財政白書』(内閣府)を輪読しながら,日本経済の現状を把握します.それと並行して,「2年次演習関連科目」ではEviewsという計量経済分析用のソフトに習熟し,3年次以降の分析の基礎力を身につけます.また,春休みには,ゼミの海外研修(オーストラリア,パース)に行くことを考えています
[履修条件]
2年次演習関連科目「実習・計量経済分析の方法」を必ず履修すること.
「計量経済学」を並行履修すること. 
3年次演習
「3年次演習」では,春学期には学部のディベート大会に参加します.テーマにかかわらず,論理的に議論できることは大切であると考えているからです.それと並行して,9月に予定している他大学との合同合宿の準備として,Eviewsの習熟と統計分析の理解を深めます.そのために,「統計検定」の受検準備を自主的にしてもらいます.
[履修条件]
 
卒業研究
「卒業研究」の時期は,就職活動もあり,ゼミ生全員が一緒に継続的に学習できるとは思えません.各自で,テーマを決めて,計量経済分析を十分生かした卒業研究を作成してもらいます.各自の発表が中心になります.
[履修条件]
 

関連する科目

既修・併修を強く勧める科目
  • 計量経済学


既修・併修が望ましい科目
 
 
履修を勧める3年次演習関連科目

関連する演習

 

学生による「私のゼミ紹介」

2年次演習パース海外研修記

今回の研修の感想を一言で表すならば、「楽しかった」という言葉以外にないと思います。そしてパースは本当に素敵な街だし、この研修に参加できて本当によかったと思っています。企業訪問では、現地で働いている日本人の方と多く交流させていただいて、今後の自分の働き方を考えるうえで大いに参考になりました。日系企業の駐在員の方がほとんどだったので、自分が実際に海外での勤務になったらという考えがしやすかったです。現地の大学生との交流では、主に日本語を勉強している学生との交流だったので、お互いに日本語と英語を織り交ぜながら楽しく過ごせました。向こうの大学の日本語の授業にも参加しましたが、日本人でも思わず考え込んでしまうほどにレベルの高い授業だったので驚きました。今回の研修を通して、海外への興味がわくと同時にもっと自分の英語力を磨いていきたいと思いました。パースで感じたこの気持ちを忘れないように、今後の学生生活に励んでいこうと思います。
(諸戸志歩)

この研修を知ったとき、まず金額が高いということを感じました。しかし、大学在学中に海外で企業研修を体験できることはないと思い、思い切って参加を決意しました。参加してまず、思ったのは参加して良かったという思いです。金額以上の経験ができたと思いました。まず、オーストラリアでの企業研修は大学生活を送るうえで、非常にいい経験となりました。海外で働くことは今後ますます多くなると思いますが、中々想像するのが難しいことです。しかし、この企業研修で,実際に海外で活躍する日本企業に訪問し、海外で働く日本人の人々と議論、交流する中で、参加する以前よりも、海外で働くことが身近に感じることができ、今後の自分の進路に幅を持たせることができました。また海外ではないにしても、働く上で大切なことを学ぶことができました。現地の大学訪問では、実際に英語を使用して現地の大学生と交流しました。参加する前、不安はとてもありました。実際、オーストラリアに着いた当初は英語を使うことに緊張もしましたが、日がたつにつれて緊張もなくなり、自分の言いたいことが伝わったときや相手の言いたいことが分かった時はとてもうれしく、英語を使うことに、楽しさを感じました。そして何より英語の重要性実感しました。この研修は自分にとって、とても良い経験となりました。この経験を今後の大学生活に生かしていけるように、自分の大学生活を改め、良いものにしていこうと思いました。
(竹内誉満)

私がオーストラリア研修に参加したのは、とても軽い気持ちでした。なんとなく楽しそう。そう思ったからです。そんな気持ちでいざ行ってみると困難の連続でした。軽い気持ちでいったことを少し後悔しましたが、来てしまったからには仕方ないと思い何とか努力してみました。そうすると意外にも100%とはいきませんが70%くらいまでのコミュニケーションはとれるようになりました。日がたつにつれて段々と現地での生活に慣れ、ストレスも始めの頃より感じなくなっていったことを覚えています。現地の大学生との交流や一緒に行った仲間たちとの共同生活はとても有意義なものでした。日本では当たり前にできたことが外国では通用しないという現実も今後の人生においてきっと役に立つ経験になっただろうと思います。さて、ここまで私の駄文を読んで頂き本当にありがとうございます。ぜひ、後輩のみなさんにも佐竹ゼミで素晴らしい大学生活を有意義なものにしてほしいと思います。
(吉田圭佑)
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