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平田 大祐

専任教員紹介

平田 大祐 HIRATA Daisuke

研究テーマ 応用ミクロ経済理論
研究室 良心館582号室
演習(ゼミ)紹介 組織の経済学
詳細 研究者データベース(オリジナルサイト)
2024年9月着任予定

組織とマッチング市場の理論的な研究が私の専門分野です。二つの研究対象はどちらも「お金や価格を使って解決できない場合に対処するための社会的な仕組み」と捉えることができます。組織が迅速かつ効率的に日々の意思決定をするためには、いちいち全員が納得できるようにお金のやりとりを駆使して意見をすり合わせることは現実的ではありません。大学に入学する権利や移植用の臓器は、お金を通じて取引することが原理的には可能ですが、そうすることが望ましいと考える人は少ないでしょう。そういった場合でも比較的うまく機能する社会の仕組み(組織の意思決定フローや大学入試の仕組み)を考えるのが私の研究テーマです。

お金や価格が使えない組織・市場について考えていると、お金と価格のありがたさが身に沁みます。ミクロ経済学の基礎である市場理論はお金と価格の便利さ・素晴らしさを教えてくれます。学生の皆さんにはまず、市場理論を通じてこの素晴らしさを学んで欲しいと思います。

学生へのメッセージ

学生生活を通じて自分が「分かっていること」と「分かっていないこと」の区別を自分でつけられるようになって欲しいと思います。

演習(ゼミ)

演習テーマ:組織の経済学


組織の経済学とは、目的の異なる複数の人間が一つの集団として仲良く協調する方法を経済学的に考える分野である。組織の経済学の学習およびその実践を通じて,ゼミ生が仲良く楽しくハッピーなゼミ生活を送ることを目標とする。具体的には組織の経済学および関連分野(経営学・企業金融・ゲーム理論など)の和文あるいは英文のテキストを輪読することが演習の中心となる。また卒業研究に有用な統計学やプログラミングの学習も行う。

2年次演習

ミクロ経済学の基本的な理論・アイディアについて学習する。併せて統計学・プログラミングの基礎についても学習する。必要と認められる場合には基礎的な数学あるいは論理学の学習も行う。演習での学習を補完するために中級ミクロ経済学および計量経済学を同時に履修することが強く推奨される。


[履修条件]

3年次演習

2年次演習で学習した内容を前提として、組織の経済学および関連分野について学習する。演習での学習を補完するために中級ミクロ経済学および計量経済学を同時に履修することを強く推奨する。


[履修条件]
2年次演習を優秀な成績で修了していること

卒業研究

興味をもって取り組めるテーマを主体的に探し、卒業研究を行う。卒業研究に必要な知識を蓄積するために、3年次演習および演習関連科目の輪読にも引き続き参加することが求められる。


[履修条件]
3年次演習を優秀な成績で修了していること。

関連する科目

既修・併修を強く勧める科目
中級ミクロ経済学1・2

計量経済学1・2

既修・併修が望ましい科目
ゲーム理論
履修を勧める2年次演習関連科目
履修を勧める3年次演習関連科目

関連する演習

学生による「私のゼミ紹介」