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太田 直希
専任教員紹介
太田 直希 OTA Naoki

研究テーマ | 文化経済学(創造経済、伝統文化領域) |
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研究室 | 良心館483号室 |
詳細 | 研究者データベース(オリジナルサイト) |
私が専攻するのは文化経済学という学問です。なかでもわが国の伝統文化領域を中心に研究に取り組んでいます。主に欧米で発達してきた文化経済学の議論には従来、大きくふたつの領域があります。第一に文化経済学の出発点である非営利の芸術文化・文化遺産に対する公的介入の正当性をめぐる議論。第二に複製技術と著作権等の知的財産権をもとに営利を生み出すコンテンツ産業の議論。また今日では、従来の文化経済学から発展して広く創造経済の議論が展開されています。一方で、日本の伝統文化である能や歌舞伎、茶道・華道・書道などは公的支援に依存せず、また複製ビジネスでもないことが明らかであり、こうした伝統文化領域には家元制度に象徴されるような世界的に珍しい特徴があります。高度な文化体系と持続的な経済システムが互いに連関する日本文化の構造について、今後の研究の余地は多くあり、私自身のライフワークである茶道文化を核として広く深く、この分野の研究を展開していきたいと考えています。
学生へのメッセージ
勉強不足でも恐れず飛び込むことが最も学びにつながると思います。そうして初心のうちに楽しめたことは熱がつづきます。知らないことほど積極的に、あれこれ予習してからと構えすぎず、いまある時間を大切に色々な経験をしてほしいですね。