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2022年度のレポート(企業・行政との協働による課題発見、問題解決の実践とその評価)

学生ケーザイレポート(2022年度)

企業・行政との協働による課題発見、問題解決の実践とその評価

01

 本プロジェクトでは、「企業と協働による新商品開発」をテーマに活動を行った。スポーツをする学生の悩みを解決する新商品の提案を目的とし、ファイテン株式会社様と2020年12月から協働で取り組んだ。
 今年度は、4月に体育会系の学生を中心にサンプルの配布を行った。その後、アンケートの結果をもとに先方とミーティングを重ねながら商品の改善をし、6月からはプレリリースに向けて動き出した。広報活動としては、KBS京都「SUNNY TIME」へのテレビ出演や日本経済新聞の取材を受け「キャンパス発この一品」に掲載していただいた。また、ファイテン社の各種公式メディアにも投稿された。商品は10月4日に発売され、アスリートの方々を中心に愛用していただいており、高評価を得ている。
 活動を通して、企画提案から検証、商品化、プロモーションと携わったものが形となり世に出るまでの過程を学び、とても貴重な経験をさせていただいた。また、消費者のニーズをよく汲み取ることや、「どうしたら売れるか」だけでなく、「どんなふうに売りたいか」を考えること、商品にストーリーをつくる大切さに気付かされた。
 社会や他者へ還元できたこととしては、高校での部活動の悩みから生まれた商品であるため、周りの友人や後輩からの評価が高い商品を作ることができたと同時に、同じ立場にある全ての人のニーズに寄り添う商品をつくることができた。そして、大学生の視点に立って提案し、新規性の高い商品となった。
 反省点としては、プロモーション部分のinstagramでの拡散がうまくいかなかったため、事前にSNSの拡散方法について学ぶべきであった。今後も打開策を考え引き続きブラッシュアップしていく必要がある。
 約2年をかけてこのプロジェクトに取り組み商品発売まで進めることができ、達成感を得て自信にすることができた。本当に様々な経験をさせていただき先方や経済学部事務室の皆様に心より感謝し、今後の学びにつなげていきたい。