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2022年度のレポート(同志社生協における食品ロス削減~東京農業大学・慶應義塾大学から学ぶ~)

学生ケーザイレポート(2022年度)

同志社生協における食品ロス削減~東京農業大学・慶應義塾大学から学ぶ~

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 本プロジェクトでは、「同志社生協における食品ロス削減とリ・リパックの活用促進への提案」というテーマで研究を行った。
 同志社生協において、食堂における食品ロスの発生とリ・リパックの活用できていないのが現状であった。そこで、同志社生協における食品ロスを少しでも減らすことができ、それによるゴミ問題も解決できる方法を考えるために取材を行った。それは、食堂が閉まった後に残っている食材をお弁当にし、それらをテイクアウトの商品として販売している慶応義塾大学とリ・リパックの利用を進め、フィルムを剥がしてもらうため、回収に協力してもらうためなど、様々な取り組みを行っている北海道大学、以上の2つの大学である。
 以上の取材から、生徒への周知、同志社大学への再現性、費用対効果の観点から、北海道大学の取り組みは同志社大学においても効果的なものになると考えた。そのため、私たちは取材から学んだことを踏まえて、同志社生協に「リ・リパックの活用促進」を提案した。
 リ・リパックを積み重ねる形の回収場所を学校に設置すること、また、フィルムや蓋、カラトリーを捨てるごみ箱を回収場所の横に設置し、回収方法がわからないから回収に協力できないということのないように回収方法を近くに掲示することを提案し、現在実施へと動いている。今後の予定としては、回収場所を決めて設置したうえで、回収数の集計などを行い、回収率を100%に近づけることを目標に動く。
 この活動を通して、自らの足で現地に赴くことで得られたことが多くあったことから、現地主義の大切さを感じ取ることができた。また、環境的な観点から新たに提案することができ、同志社生協様と問題の共有ができたことが社会に還元できたことであると考える。反省点としては、計画力が挙げられる。今後調査を行う際には、自身で期限を定めることを大切にしようと思う。今後もこの経験を活かし、よりよい活動にしていきたい。