以下、本文になります
2023年度のレポート(ICT先進地域におけるICTとその活用に関する最新動向調査)
学生ケーザイレポート(2023年度)
ICT先進地域におけるICTとその活用に関する最新動向調査

プロジェクトメンバーが所属する宮崎ゼミでは、ICTの社会実装に関する研究を行うとともに、ICTを活用したサービスの企画・開発も実際に行なっており、その先行事例についての調査も行なってきた。本プロジェクトでは、世界トップクラスのICT先進国であるシンガポールを訪れ,ICTとその利活用に関する最新動向を調査した。
日本はデジタル領域において、先進国の中で競争力を失いつつある。IMD(International Institute for Management Development)の2023年世界デジタル競争力ランキングにおいては、日本のデジタル競争力は32位と先進国の中でも低迷し、2017年の調査開始以来過去最低となった。一方で近年、シンガポールはアジアのデジタル先進都市として高い競争力を誇り、同ランキングで2017年には世界1位、2023年のランキングでも世界3位、アジアで1位を獲得している。
プロジェクトではまず、インターネットをはじめとする各種資料を用いてICT先進地域においてICTがどのように活用されているのかを事前調査し、調査結果に基づいて仮想的なシンガポール像を作成した。その後、現地でのフィールドワークによって事前調査の結果を検証した。
フィールドワークでは、生活者視点で各種サービスを体験するとともに、最先端のICT製品やサービスが展示・実演されるITショー「COMEX2023」も視察した。フィールドワークの結果、シンガポールではICTの活用によって、事前調査で想定された以上に日常生活において高い効率性と利便性が実現されている実態が明らかになった。とりわけ公共交通や決済手段については,日本に比べてサービスレベルに顕著な違いを感じた。現地でのフィールドワークを通じて得られたインパクトは大きく,ICTの実社会での利活用を考える上で非常に有益な体験となった。
日本はデジタル領域において、先進国の中で競争力を失いつつある。IMD(International Institute for Management Development)の2023年世界デジタル競争力ランキングにおいては、日本のデジタル競争力は32位と先進国の中でも低迷し、2017年の調査開始以来過去最低となった。一方で近年、シンガポールはアジアのデジタル先進都市として高い競争力を誇り、同ランキングで2017年には世界1位、2023年のランキングでも世界3位、アジアで1位を獲得している。
プロジェクトではまず、インターネットをはじめとする各種資料を用いてICT先進地域においてICTがどのように活用されているのかを事前調査し、調査結果に基づいて仮想的なシンガポール像を作成した。その後、現地でのフィールドワークによって事前調査の結果を検証した。
フィールドワークでは、生活者視点で各種サービスを体験するとともに、最先端のICT製品やサービスが展示・実演されるITショー「COMEX2023」も視察した。フィールドワークの結果、シンガポールではICTの活用によって、事前調査で想定された以上に日常生活において高い効率性と利便性が実現されている実態が明らかになった。とりわけ公共交通や決済手段については,日本に比べてサービスレベルに顕著な違いを感じた。現地でのフィールドワークを通じて得られたインパクトは大きく,ICTの実社会での利活用を考える上で非常に有益な体験となった。