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2023年度のレポート(販売段階におけるフードロス問題を解決するシステムの開発プロジェクト)

学生ケーザイレポート(2023年度)

販売段階におけるフードロス問題を解決するシステムの開発プロジェクト

 本プロジェクトでは、「販売段階におけるフードロス問題を解決するシステムの開発プロジェクト」というテーマで活動を行った。
 まず、フードロスの現状についてメンバーが理解を深めるため、チームに分かれて学習を行った。学習の際には、テーマに分かれて学習を行い、各チームで学んだことを共有するという形をとった。互いのチームに対して質問を投げかけることで、より理解を深める機会となった。
 学習の後に、実際にプロジェクトに協力していただける企業を見つけるための交渉を行った。どの企業がどんな商品を扱っているか、すでにフードロスに対して取り組みを行っているか、どんな取り組みであればフードロス改善に貢献しながら、企業の利益につなげることができるかを考えながらの交渉となった。
 いくつかの企業の方と具体的な取り組みの内容を交渉する段階までもっていくことができたが、結果として実際に企業の方と共に取り組みを行うことはできなかった。この失敗の要因は3つ考えられる。1つ目は、提案内容の2つ目は、計画の大幅な遅れである。企業の方と取り組みの交渉を行っていた時にはすでに当初の計画から3か月ほど遅れていた。そのため、プロジェクトを期間内に終わらせることが不可能になってしまった。3つ目は、メンバーのモチベーションの低下である。企業の方との交渉をする場面では一筋縄ではいかないことも多く、次第にメンバーのプロジェクトにかける思いが薄れていき、最終的に取り組むメンバーが全体の3割程度になってしまった。
 今回プロジェクトを成功させることはできなかったが、成功させるために必要なことを失敗から学ぶことができた。今回の経験がメンバーにとって、今後の学生生活や社会に出てから活かすことができたらよいと思う。