2024年度のレポート(DX時代におけるICT戦略の国際比較調査)
学生ケーザイレポート(2024年度)
DX時代におけるICT戦略の国際比較調査
本研究の目的は、ICTやAI関連産業の発展が進んでいる地域を視察・調査し、日本とどのような違いがあり、日本のICTやAI関連産業が発展するにはどうすればいいかを考察することです。
業務の効率化や生産性の向上のために、各国でICT化やAI化が進められています。ICT化やAI化は、教育や介護・医療、観光など様々な分野で進められています。台湾においては、特に半導体産業が急速に発展しており半導体大国と呼ばれています。そういったICT化やAI化を感じて学ぶために、私たちは台湾に赴き、半導体国際展示会「SEMICON Taiwan 2024」の視察やフィールドワークを行いました。
台湾でのフィールドワークを通して学んだことから、大きく分けて二点紹介しようと思います。まず一点目は、SEMICONの視察を通して学んだ各企業の最新技術です。SEMICONには1,100社を超える出展者が3,700を超えるブースを出展しており、私たちは複数の企業の出展を見学し半導体に関して沢山のことを学ぶことができました。そして二点目は、台湾におけるキャッシュレス化です。これはフィールドワークを通して調査し、台湾では何種類の電子決済の方法があるのか、最も利用できる電子決済方法は何なのか、クレジットカードを利用できる店舗は何店舗あるのかを知ることができました。そして、日本でもフィールドワークを行い、台湾と比較することもできました。
この台湾での視察や調査をする中で、ICTやAI関連産業について学ぶことに加えて、現地の人とのコミュニケーションを行う機会も沢山あり、外国でのコミュニケーション力を身に着けることもでき、そしてゼミ生同士の親睦も深めることができました。詳しくはレポート集を作成し提出していますのでそちらをご確認いただけると幸いです。