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経済学部 荒渡ゼミの2チームがISFJ日本政策学生会議「政策フォーラム2025」で分科会賞を受賞
経済学部・荒渡ゼミの2チームがISFJ日本政策学生会議の「政策フォーラム2025」で分科会賞(社会保障①分科会、経済産業①分科会)を受賞しました。
ISFJ日本政策学生会議は「学生の政策提言による望ましい社会の実現」を理念とする学生シンクタンクです。大学生が産官学それぞれの領域の専門家からアドバイスを受けながら、社会が抱える問題の実情を学術的に研究し、成果を論文としてまとめた上で政策提言を行います。毎年12月に行われる「政策フォーラム」は政策提言論文を発表する場であり、専門家の審査を経て受賞論文が決定されます。今年は25大学から116チームが31個の分科会に分かれて参加しました。
分科会賞は各分科会の中で最も優れた政策提言論文に贈られる賞です。荒渡ゼミに所属する石谷達幹、岩室旬汰、植村倫子、山川遥生の4名からなるチームは日本人の生活満足度が諸外国と比べて際立って低いことに着目し、生活満足度を高めるための政策提言を目的とした研究を行いました。まず、内閣府「満足度・生活の質に関する調査」を用いて、サンプル数7,957件のマイクロデータを作成し、ボランティア活動などに代表される「地域交流」への参加が生活満足度を高めることを統計的に明らかにしました。その上で、行政と地域社会の仲介役を担う「中間支援組織」と行政がパートナーシップ宣言を行うことにより、地域住民の地域交流への参加を促す政策スキームを提言し、その成果が評価されて社会保障①分科会賞を受賞しました。
佐藤慶奈、鍋岡咲文、伴菜々香、山﨑結衣の4名からなるチームは食品廃棄物を原料とする飼料「エコフィード」の普及促進を目指した研究に取り組みました。同チームはエコフィード事業者数が愛知県で突出して多い点に着目し、事業の行いやすさには地域的な要因があるのではないかと考えました。そこで、地方自治体へのヒアリング調査や都道府県別パネルデータを用いた分析を実施し、醤油生産が盛んな地域では脱脂大豆や醸造粕といったエコフィードの原料が豊富に確保できるため、エコフィード生産が進みやすいことを統計的に明らかにしました。この分析結果に基づいて、愛知県と同様に全国有数の醤油製造県であるにもかかわらず、エコフィード生産があまり進んでいない千葉県に対して、価格差補填や愛知県をモデルにした制度設計を進めることでエコフィード生産を促進する政策スキームを提言して、経済産業①分科会賞を受賞しました。
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