以下、本文になります
トピックス
経済学部 荒渡ゼミがISFJ日本政策学生会議「政策フォーラム2024」で分科会賞を受賞
2024年12月9日 更新
ISFJ日本政策学生会議は「学生の政策提言による望ましい社会の実現」を理念とする学生シンクタンクです。大学生が産官学それぞれの領域の専門家からアドバイスを受けながら、社会が抱える問題の実情を学術的に研究し、成果を論文としてまとめた上で政策提言を行います。毎年12月に行われる「政策フォーラム」は政策提言論文を発表する場であり、専門家の審査を経て受賞論文が決定されます。今年は27大学から116チームが30個の分科会に分かれて参加しました。
分科会賞は各分科会の中で最も優れた政策提言論文に贈られる賞です。荒渡ゼミに所属する伊藤碧泉、川崎うらら、田中琉樹の3名からなるチームは日本の労働者の仕事満足度が国際的に見て極めて低い水準にあることに注目して、仕事満足度を高めるための政策提言を目指した研究を行いました。
まず、サンプル数36,292件のマイクロデータを用いた分析から勤務日や勤務時間の自由度が高い仕事に就いている人ほど仕事満足度が高いことを明らかにしました。その上で勤務日や勤務時間の自由度を高めるような「選択的週休三日制」の導入を促進するために、同制度を導入した企業に税制優遇をするような政策スキームを提言して、労働雇用①分科会賞を受賞しました。

関連情報 |
---|
お問い合わせ |
経済学部・経済学研究科研究室事務室 TEL:075-251-3534
|
---|