以下、本文になります
経済学研究科ポリシー:経済政策専攻(後期課程)
経済政策専攻(後期課程)
人材養成目的
経済学研究科博士課程(後期課程)は、本研究科の長い歴史に培われてきた研究教育環境の下で、特定の研究分野とそれに関連する幅広い分野に関する深い学識と国際性に裏付けられたコミュニケーション能力を備え、経済学の研究水準の新たな理解に立って、自立的に高度な研究に取り組むことのできる人物を養成することを目的とする。
ディプロマ・ポリシー
知識・技能
国内外の専門・関連領域の先端的研究から十分な専門的知見・分析技法を習得し、その学術的・社会的な意義を理解し、またグローバルに学術交流できるようになる。
思考力・判断力・表現力
自らの分析・研究成果の独創性を学術的水準に抽象化して理解し、知の体系・学術の発展に寄与し、さらなる発展の可能性、未解決の課題を自覚できるようになる。
主体性・多様性・協働性
常に良心と社会的視点に基づいて柔軟に物事を考え、人びとの多様な発展と幸福を追求し、経済が直面する課題に独創的な貢献をできるようになる。
カリキュラム・ポリシー
研究者養成コース
- 博士学位を取得して大学・研究機関等で経済学の研究に従事し、グローバルに活躍する人物を養成するために、論文指導演習、合同演習、選択研究科目を設置する。
- 論文指導演習は、自ら学術的・社会的な意義・貢献のある研究構想を提示すること、客観的で一貫性のある論理を構成すること、指導教員の助言・批判に的確に応答すること、学術論文として適切な形式を備えて独創的な研究成果を示すことを到達目標とする。1年次から3年次にかけて「論文指導演習Ⅰ・Ⅱ」の8単位を必修とする。(思考力・判断力・表現力、主体性・多様性・協働性)
- 合同演習は、指導教員以外の教員・院生を交えて研究発表をする演習科目である。発表の技術を向上させ、出席者との質疑応答を通じて博士論文の水準を高めることを到達目標とする。1年次から3年次にかけて登録必須科目として設置する。(主体性・多様性・協働性)
- 選択研究科目は、博士論文を執筆するうえで必要な周辺領域の高度な知識・分析技法を習得することを到達目標とする。指導教員の同意のうえで1年次から3年次にかけて8単位を選択履修する。(知識・技能)
社会人特別コース
- 企業・研究機関・大学などで蓄積した研究成果を活かして論文にまとめ、博士学位を取得するために、論文指導演習、合同演習、選択研究科目を設置する。
- 論文指導演習は、自ら学術的・社会的な意義・貢献のある研究構想を提示すること、客観的で一貫性のある論理を構成すること、指導教員の助言・批判に的確に応答すること、学術論文として適切な形式を備えて独創的な研究成果を示すことを到達目標とする。1年次から3年次にかけて「論文指導演習I」の4単位を必修とする。(思考力・判断力・表現力、主体性・多様性・協働性)
- 合同演習は、指導教員以外の教員・院生を交えて研究発表をする演習科目である。発表の技術を向上させ、出席者との質疑応答を通じて博士論文の水準を高めることを到達目標とする。1年次から3年次にかけて登録必須科目として設置する。(主体性・多様性・協働性)
- 選択研究科目は、博士論文を執筆するうえで必要な周辺領域の高度な知識・分析技法を習得することを到達目標とする。指導教員の同意のうえで1年次から3年次にかけて4単位を選択履修する。(知識・技能)