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2020年度のレポート(企業戦略に関する調査研究)

学生ケーザイレポート(2020年度)

企業戦略に関する調査研究

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私たちは秋学期のゼミ活動において、日本経済新聞社と野村ホールディングスが共同で主催する日経STOCKリーグという株式投資論文コンテストに、5つのグループに分かれて参加しました。当コンテストでは、企業価値を向上させる戦略を仮説として立案し、それに該当する企業を20社ほど選定し投資信託を作成します。その後、回帰分析等を用いてその収益性や仮説の優位性を検証し、論文の執筆を行います。
 論文執筆の一環として企業や教授にヒアリングを行いました。例年は対面でのヒアリングでしたが、新型コロナウイルスの影響により、オンライン上で行いました。各グループの研究内容に基づいて、企業の実態を学ぶことや執筆中の論文に対するアドバイスを頂くことを目的としています。企業に直接お話を伺うことで企業理解が深まると同時に、学生側の視点に加えて企業側の視点を論文に反映することができ、より深い考察を行うことができました。この結果、5班のうち1班が大学部門賞、さらにもう1班が敢闘賞を受賞し、そして残り3班は入選することができました。
この活動を通して、現場の声を聞く重要性と新型コロナウイルスによる制限下でも工夫を凝らすことの2点を学びました。1点目については、ヒアリングを通じてゼミ内だけの活動では気付かないような視点を得ることができ、論文における仮説の妥当性を確認することができました。2点目については、オンラインだからこそ、画面共有機能を用いて私たちの論文内容に関して共通認識をとることができたため、円滑に質疑応答を進めることができました。その結果、限られた時間の中で有意義な情報を手に入れることができました。
 最後に、今回の経済学部学生プロジェクト活動をサポートして頂いた新関三希代教授と北川雅章教授、そして同じグループで活動したメンバーに感謝申し上げます。