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2021年度のレポート(京都水族館の男性、高齢者の利用が少ないといった課題)

学生ケーザイレポート(2021年度)

京都水族館の男性、高齢者の利用が少ないといった課題

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 私たちは、「京都水族館の男性、高齢者の利用が少ないといった課題」というテーマで5月から12月にかけて活動を行いました。プロジェクトについて考えていた際に、ちょうどゼミで公共財についての学習を行っていたため、大学の近くにある有名な公共財の一つである京都水族館に着目しました。その中で、男性と高齢者の利用者に注目したのは、宮澤ゼミで一度同じようなテーマでプロジェクトが行われており、コロナ禍という状況を踏まえて、どのような変化が起こっているのか調べたいと考えたからです。
 実際に京都水族館に行って発見したことは、2点あります。1点目は、私達が想定していたほど、利用者が減少していなかったことです。コロナウイルスの影響で、利用者が大幅に減少しているだろうと予想し、15時頃に向かいました。しかし、イルカショーが終了した時間帯でもどのフロアにも人がいて、驚きました。2点目は、私たちが考えた課題と京都水族館のターゲット層にズレがあったということです。ペンギンの恋愛関係を示した図やクラゲの研究所など若い世代に向けて、面白さや楽しさを提供していることが明らかになりました。実際に私たちが京都水族館に行った際も、若いカップルや家族連れが多かったです。しかし、水族館内は、スロープが多く、階段が少ないなど高齢者の方に配慮されている点が多数見受けられました。
 コロナウイルスの影響で計画通り活動できないことも多々ありましたが、設定したテーマに対して、最大限考察を深められたと思います。京都水族館は、比較的同志社大学に近く、交通機関とのアクセスも良いので、私たちのプロジェクトをきっかけに既に京都水族館に行ったことがある人もまだ行ったことがない人にも興味も持っていただき、足を運んでもらうことができたら幸いです。